よりよい人生を送るために頑張ってダイエットしているというのに、ダイエットのせいでイライラして仕事に集中できなかったり人間関係がこじれたら本末転倒ですよね。
ある程度の我慢・努力は必要ですが、どうにかして空腹感による苦痛を少しでも軽減させたいですところです。
そこで今回は、ビタミンや食物繊維などが豊富で、かつ量の割に満腹感も持続する“ダイエットに最適な食品”をご紹介します。
■1: これからの季節はとくに美味しい! ホクホクした食感の“ジャガイモ”
海外サイト『Health』の記事『The 10 Most Filling Foods for Diets』によれば、ジャガイモがダイエット中の食事に適しているそうです。
ジャガイモといえば、ポテトチップスなどのジャンクフードを連想してしまいますが、同記事によればじつはダイエットに最適な食品なのだとか。
ある研究で、ジャガイモの他にブラウンライスや全粒粉パンなど38種類の食品の“食後の満足感”について調査したところ、
<食後2時間の満足度および(他の食品を)食べた量の少なさにおいて、ジャガイモがトップに位置付けられた>
炭水化物が多いイメージのジャガイモですが、じつはビタミンや食物繊維など美容に良い成分も豊富です。
お腹が空いたら、少量のチーズやバターをかけたアツアツのジャガイモを食べてみては?
■2: ゆで卵にして職場に持参! 栄養たっぷりの“卵”
朝食に卵は定番ですが、こんな研究結果が発表されています。
<セントルイス大学の研究では、朝食に卵を食べた人は、ベーグルを食べた人よりもその日一日の摂取カロリーが330カロリー少ないことが明らかになった 。>
卵は、ヒトの体には欠かせない必須アミノ酸9種類すべてを含む、数少ない食品です。同記事によると、
<(卵が)消化されると、食欲を抑える働きがある消化管ホルモンの分泌を、これらのアミノ酸が促す>
ダイエット中にお腹が空いてたまらない時は、ゆで卵をひとつ食べてみてはどうでしょう?
職場に持参しておやつ代わりに食べるようにすると、“ジャンクフードのドカ食い”を避けられそうです。
■3: 濃厚な味わいなのにダイエットの味方!? “ギリシャヨーグルト”
濃厚なイメージのギリシャヨーグルトも、ダイエットの味方だそう。
ハーバード大の研究者らが12万人の食習慣を20年にわたって調査したところ、ヨーグルトがダイエットに効果的だと判明。
また、ネスレ・ニュートリション・インスティテュート(NNI)の研究でも、
<乳由来タンパク質を摂取すると、満腹感を向上させ、 食品摂取量の削減、血糖値の安定化に繋がる>
ことが明らかになっています。とりわけギリシャヨーグルトは、
<普通のヨーグルトに比べて含まれているプロテイン量が2倍、一方糖分は少ない>
のだそう。こっくりとした濃厚な味のギリシャヨーグルトは、少量でも腹持ちがよいので、ダイエット中のデザートにはピッタリかも。
■番外編: 秋ナスの季節におすすめ! 肉ナシなのに満足感“ナスの味噌チーズ焼き”のレシピ
秋ナスが美味しい季節、ナスを使ったヘルシーかつボリューミーなレシピをご紹介します。とってもカンタンなので、忙しい働き女子でも帰宅後にパパッと作れますよ。
材料: ナス、味噌、みりん、砂糖、ピザ用チーズ
まず、ナスを輪切りにしてアルミホイルの上にならべます。次に、味噌・みりん・砂糖を混ぜ合わせたものを、ナスの断面に薄く塗ります。最後にその上からピザ用チーズをまんべんなくかけて、オーブントースターで焼くだけ。
お肉を使っていないのに、味噌とチーズのおかげで主役級のおかずになります。
以上、ダイエット中に最適な“満足感のある食品”をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
どうしてもお腹が空いて耐えられない時は、上に挙げた食品に助けてもらいましょう!