働く女性でデスクワークをしている人は、毎日パソコンとにらめっこしながら気づかぬうちにお尻に悪い習慣を続けていることもあるんです。
そう! ヒップがたるむのは加齢のせいだけでなく、毎日のオフィス習慣が影響していることも……。
つまり、ヒップがたるむ悪習慣を改めることができれば気になる“垂れ尻”を予防するのに一役買ってくれるというワケです。
そこで今回は、時短美容家でヨガインストラクターの資格をもつ筆者が、『microdiet.net』が発表したレポートをもとに、やめたひとからキレイになってく垂れ尻を招く悪習慣を3つお伝えしましょう。
垂れたお尻は見た目年齢の印象もグッと老けさせてしまうので、要注意です!
■NG習慣1:椅子に浅く腰掛けて背もたれにもたれている
“仙骨座り”とも呼ばれるこの姿勢は、骨盤が後傾し開いてしまう座り方。お尻が垂れるだけでなく、腰の骨が曲がり腰椎にも負担をかけているので、腰を痛めてしまう原因にもなります。
つまり、垂れ尻を防ぐには座ったときに骨盤を立てて座るのがベスト! 背もたれに寄りかかるにしても、仙骨座りにならないようお尻から背もたれにくっつくよう深く座るほうがベターです。
朝はシャッキリ座っていても、夕方に「疲れたなぁ」と感じるときには背もたれに頼っていることも多いので、ぜひ気をつけて。
■NG習慣2:ヒールを履いて膝を曲げて歩く
オフィスでもハイヒールを履いている女性ほど気をつけたいのが歩き方。ヒールを履いていると滑りやすかったり足が痛かったりして、ラクに歩こうとするほど膝が曲がってしまいがちなんです。
膝を伸ばさずに歩くのも骨盤が後傾している状態になり、垂れ尻を加速させてしまうんです。その上、太ももの前面の筋肉が使われることで太ももが太くりながらお尻が垂れるというサイテーな状態に……。
パツンパツンの太ももに垂れ尻のセットだなんて、考えただけで恐怖ですよね! 歩くときには、常に膝に注意をしてくださいね。
■NG習慣3:正座するときに足の裏を重ねる
接待や宴会などで正座をしなくてはならない場面も意外とありますよね。
足がしびれるのを防ぐために、足の裏を重ねるようにして座っている女性も少なくないのではないでしょうか?
ところが、足の裏を重ねて座ってしまうのも骨盤が後傾するので垂れ尻を招きがちなNG。
お尻を垂れさせないためには、足の裏を重ねずにまっすぐにして姿勢を伸ばす座り方がベストです。このときにかかとをぴったり重ねた上にお尻をそっと下ろすようにすると、正座でもカラダに歪みが出にくく、垂れ尻を防ぎやすくなります。
■ヒップはエクササイズ効果が出やすいパーツ!
さらに効果的に予防するにはやっぱりエクササイズが効果的。
同レポートによれば、ヒップはエクササイズ効果が得られやすい部位とのことなので毎日数分の習慣が美尻を作ると言っても過言ではありません。
例えば、うつ伏せに眠って片方の足を交互に付け根から上げて15秒キープを3セットなどお尻の筋肉を鍛えるエクササイズを意識してみましょう!
効果が目に見えると、続けるのも楽しくなりますよ。
以上、垂れ尻を招く日々のNGを3つご紹介しましたが、いかがですか?
自分の後ろ姿をまじまじと見る機会はそうそうないだけに、気づかないうちに想定外な垂れ尻になっていることもあるんです。
今すぐ鏡でチェックして、「なんだか少し垂れているかも?」と感じるならば、毎日のNG習慣に心当たりがないか、思い返してみて。