ダイエットやエクササイズでだんだん美脚に近づいてきた! でも、いつの間にか“むくみ脚”や“むっちり脚”に逆戻りしている……なんて経験はありませんか?
短期集中で脚を細くしたり引き締めたりすることは比較的簡単ですが、大変なのはそれをキープすること。
そこで今回は“美脚作りが得意”なヨガインストラクターの筆者が、手に入れた美脚をキープする方法を、脚の形別にご紹介します。
■歩き方がカギ!ひざをまっすぐ
前に向けて歩こう
歩き方次第で脚は美しくもなりブサイクにもなります。定期的にエクササイズに励んでも、歩き方が悪ければ全ての効果を台無しにする可能性も。
正しい歩き方は美脚をキープする上で大切なことですが、普段の歩き方でできた脚の筋肉が邪魔をしてなかなか直りづらいのが歩き方のクセ。
さらに、O脚やX脚などの脚の形によって歩き方のクセも違い、改善する部分も異なります。
しかし、どの脚にも共通する簡単な方法があります。
それは“ひざ頭を常に前に向けて歩くこと”!
これができれば、美脚を崩さずキープし続けることが可能です。
歩くという行為は毎日することなので、意識せずにいるのはもったいないどころか、美脚を崩すことに繋がりかねません。意識して生活してみましょう!
■「足の形別」美脚キープのエクササイズ
足の形別で美脚のキープ方法は違います。膝頭を前に向けて歩く歩き方がスムーズに行くように、アンバランスになった筋肉を整えましょう。
●太ももの外側をシェイプ!「O脚」編
o脚の方は太ももの内側の筋肉が弱く、太ももの外側の筋肉が張りだ出してバランスを崩している場合が多いのが特徴です。太ももの内側の筋肉を刺激して使いましょう。
(1)足を閉じてまっすぐ立ちます。
(2)足の親指側を地面につけたまま、足の小指側を反らすように立ちます。
(3)この状態で1分間ほど歩幅を狭くして歩きましょう。太ももの内側が刺激されているのを意識してください。
●太ももの外側をシェイプ!「X脚」編
X脚の特徴は、ひざが内側に近づきすぎていること。脚の付け根から内股傾向にあり、太ももの外側の力が弱くなっています。
意識的に太ももの外側の筋肉のバランスを整え、脚の形を崩さないようにしましょう。
(1)足を閉じてまっすぐに立ちます。
(2)足の小指側全体を床につけ、足の親指側を浮かせます。このとき足を反らしすぎないように、ひざが痛くない程度の位置に留めましょう。
(3)この状態で1分間ほど歩幅を狭くして歩きましょう。ひざに負担がかかる場合は30秒ほどでもOKです。
いかがでしたか? 美脚を手に入れてもキープしていかなければ意味がありません! しかし現状維持という意識ではまだ物足りないかも?
美脚をキープしながらも、より良い状態を手に入れられるように、今回のエクササイズを試してみてくださいね。
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。
【画像】※ lzf / shutterstock