筋肉を刺激するストレッチはスタイルアップに役立つだけでなく、筋肉がほぐれることで代謝もアップ!
リンパの流れも良くなるので、スッキリとした 痩せ体質のカラダに導きます。また、スタイルアップだけでなく、日々の肩の不快感や腰の痛みなど疲労から来る不調の緩和にも役立つのです。
そこで今回もストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のトレーナー・上田夕子さんに、シンプル簡単にできるセルフストレッチ法を教えてもらいました。
スラリ美脚を叶える!体の歪みの予防にも効く「骨盤ストレッチ」
スラリ美脚や美しい姿勢を叶えるためには「骨盤を安定させる」ことが重要。そこでストレッチで刺激したいのが骨盤周りにある“内転群筋(長内転筋、短内転筋、大内転筋、小内転筋、薄筋、恥骨筋など)”です。
また内転群筋をストレッチすることは、体の歪みの予防や気になる“内もも”もスッキリさせる効果もあります。
(1)開脚して座り、お尻の下に丸めたタオルを入れる
(2)体をゆっくりと前に倒す
【骨盤を立てている姿勢から体を前に倒すので、普段よりも伸びやすく倒れやすくなります。伸ばし過ぎに注意しましょう】
(2)の姿勢を30秒ほどキープし、これを3〜5回行います。
ポイントは「お尻の下に丸めたタオルを入れること」。こうすることで骨盤が立って背中が真っ直ぐ伸びるので、癖になってる猫背を正すこともできます。
ストレッチは「この筋肉をほぐす!」と意識をポジティブに向けることで効果は増します。そのために“ストレッチ中の呼吸”はとても大切。
また、上田さんによれば「寝る前のリラックスをした時間に、体の筋肉を元の位置に戻すようなイメージで行うと効果大◎」とのことです。
実際やってみると体に効くのを実感できるシンプルなストレッチ方法で、夏を思い切り楽しめるボディにつなげていきましょう!
text:下重佳奈子 Kanako Shimoshige photo:Akihiro Itagaki ストレッチ監修:Dr.ストレッチ上田夕子(銀座二丁目店)