あなたはスマホを1日何時間ほど使っていますか?
今、スマホを長時間使うことで、カラダの不調などを引き起こす、最悪の姿勢が問題になっているのです。
働く女性にとって大事な健康だけでなく、女性の大敵ちっぱいや、おデブにみえてしまう症状をひきおこす、この姿勢。
今回はこの恐るべき最悪姿勢についてお伝えします。放っておくと、タイヘンなことになりそうですよ!
■スマホ使用で体調不良に?
「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、全体の6割強がスマホを利用しているとの調査結果が判明しました。
またピップ株式会社webサイトによると、スマホを使用し始めて体調不良を感じるようになった人が、全体の90%にもなるという結果が判明したのです。
症状としては、肩コリ33%、首コリ15%で計48%と約半数、次いで目の疲れが28%にも及ぶことが分かりました。さらに、40%の人が、息苦しいと感じたことがあるというのです!
原因について、同サイトでは、
<スマホをしながら肩が前に入り込んでいる姿勢を、“スマホ巻き肩”と呼んでいます。>
と、スマホが原因で、“巻き肩”になる、恐るべき症状が判明しました。
■女性には悪いことづくめの症状が
スマホを使っていると、肩が前に入り込んできて丸め込まれ、その姿勢が長く続くとクセがついてしまい巻き肩となる、“スマホ巻き肩”。
『BizLady』の姉妹サイト『美レンジャー』の過去記事「太ってなくても…おデブに見える!最悪姿勢“巻き肩”改善ストレッチ」によると、後ろ姿が丸く、太ったように見えてしまう原因にもなるとか。また、肩が前に入り込むことでバストが小さくなる、いわゆる“ちっぱい”の原因にもなるというのです!
■あなたは平気? スマホ巻き肩チェック
上述の『美レンジャー』の過去記事によると、
<(1)鏡の前で肩の力を抜いて立ちます
(2)手の甲が見えるか確認>
鏡に少しでも手の甲が写っているのが見えたら、巻き肩の可能性大! 現在の生活スタイルだと、多くの人が手の甲が見える状態になっているようですよ。
■肩甲骨をゆるめると巻き肩も治る!
チェックでスマホ巻き肩だと判明した人は、スマホを使うとき、前のめりにならない姿勢を心がけましょう。BizLady過去記事「五郎丸ポーズで女子力アップ!“肩甲骨を緩める”働き女子のコツ」でもご紹介したとおり、目線を上げ、脇を締めることを意識しましょう。
他にも、日常生活で“腕を前に出す”とう動作を注意してみて!頻繁にあるはずですよ。「ちょっと腕を前に出す姿勢が続いたな」と思ったら、首筋や腕を伸ばすストレッチを取り入れると、効果が高まります。
(1)後ろ手で手首、または肘を持ち、胸を広げ、肩甲骨を寄せる
(2)首を後ろに倒し、1で持った手首または肘を、ぐっと後ろにひっぱる
胸を広げ、肩甲骨を寄せることで、前のめりになっていた肩が、正しい位置に近づきます。
以上、スマホ巻き肩の改善法でしたが、いかがでしょう?
ちっぱいや、おデブに見える原因にもつながるなんて……。女性には何とも、恐ろしい症状ですよね。
一刻も早く症状から脱するためにも、日常の姿勢に注意し、ストレッチをこまめに行いましょう。