基礎代謝を上げるのに効果があるといわれている入浴。
38度以上のお湯に20分以上、浸かることで血流を促進し、発汗によって老廃物の排出も促してくれます。そんな入浴時におすすめのお風呂でできる筋トレ方法をご紹介します。
入浴と筋トレの両面からアプローチすることで、基礎代謝を上げて、肌寒い季節の到来に備えましょう。
入浴腹筋
お腹への効果が期待できる腹筋運動を、お風呂で手軽に行う方法です。
まずはリラックスして、浴槽の中で軽く膝を曲げた状態で座りましょう。そして、そのまま膝をお腹へ引きつけます。手を使わず、その動作を繰り返すだけで、腹筋に負荷がかかり、効果的な運動になります。
このトレーニングのメリットは、浮力の効果で苦しい思いをすることなく運動が続けられることです。
しかしながら、身体にはしっかりと負荷がかかっていることもポイント。腹筋というとつらいイメージがありますが、これなら入浴の片手間に行えるので、腹筋に苦手意識がある人でも、抵抗なくトレーニングができます。
まずは回数にこだわらず、試してみてください。
入浴腕立て伏せ
今回ご紹介したのはどちらもわずかな運動ですが、お風呂で毎日行うことに大きな意味があります。
基礎代謝のアップに効果のある入浴中に、手軽にできるのもポイントです。長時間の入浴が苦手な人でも、38度くらいのややぬるめのお湯で、気を紛らわすくらいの気持ちでやってみてください。
無酸素運動は、基礎代謝を上げるのに効果があるとされていますが、なかなか取り入れられないという方にも、このトレーニングはおすすめです。
気温も下がり、温かい湯船にゆっくり浸かることが、心地よく感じるシーズン。お風呂の中でのトレーニングは浮力が助けてくれるので、とても簡単です。さらに、しっかりと負荷がかかるため一石二鳥です!
基礎代謝を上げることは、ダイエットへの近道だといわれています。おいしいものが多く、また、運動不足に陥ってしまいがちな冬場には、お風呂と筋トレの相乗効果で、太りにくい身体づくりを心がけましょう。
文:青木大地