毎日朝から晩まで働いていると、当然ストレスもたまるというもの。そして、ストレスがたまるとつい甘いものや高脂肪食品に手が伸びて、過食に走ったりしがちですよね。
米ハーバード大学医学部のウェブサイト記事によると、ストレスのせいでストレスホルモン“コルチゾール”が多く分泌されるとこれらの不健康な食品が欲しくなるのは自然な欲求だそうです。
しかし、いくら自然といえどそんな欲望に身を任せていてはどんどん体重が増えるだけ!
そこで今回は、『BizLady』の過去記事や、海外の美容・健康情報サイト『Women’s Health』の記事を参考に、栄養士が実践しているという“過食を防ぐワザ”をご紹介しましょう!
■1:「おなかすいた!」と思ったらまずは水を飲む
記事中の栄養士によると、暴飲暴食を防ぐカンタンな方法は、まず水を飲むこと。
過去記事「なんで彼女ばかり…!? “同僚の痩せ子”が秘密にしている食事のコツ4つ」でお伝えしたとおり、おなかが空いたときや食前、まず水をグラス1杯飲むと食欲が落ち着くそうです。
その後に食事をすることで、カロリーや糖分の高い食品に手を伸ばしたりすることがなくなりそうですね。
また、「えっ意外に簡単!働き女子が“エクササイズなし”で3キロ痩せる美習慣」でお伝えしたように、研究によると、おなかが空いたらまず水を飲むことで、その後選ぶ食事の内容までヘルシーなものをチョイスすることが多くなるそうです!
また、水を飲むことで血液の循環も改善して頭がスッキリ、肌もみずみずしくなり、これなら一石四鳥かも!
■2:食べるときはお皿のサイズを小さくする
お皿が大きいと、人間の自然な心理としては、より多くの食べものを上にのせたくなるものです。ある栄養士は、その心理を利用して、お皿のサイズを小さくすることで、心理的・視覚的に食べすぎを防ぐそうです。
お皿にのっていればつい全部食べてしまいたくなるものですが、始めから量が少なければ、それが防げるというわけですね!
■3:満腹ホルモンの分泌を高める! 味を噛みしめながら食べる
おなかが空いていると、ついついがっつくように食べてしまいますよね。これを防ぐために、上記のようにまず水を飲むという場合もありますが、食事をゆっくり、味を噛みしめながら食べるようにすることで、満腹ホルモンの分泌が活性化されてドカ食いを防ぐことも可能です。
おなかが空いているときは我を忘れてガツガツ食べてしまいがちですが、食事の合間にはお箸やフォークをいったん置いたり、深呼吸してしばらく待つなど、いつもより間を置いて、食品をよく噛み、時間をかけて食べてみてください。
■4:食べる順番も大切! 栄養価の高い食品でおなかを満たす
「水だけじゃ食欲が収まらない!」という場合、高脂肪食品やスイーツなどを口にする前に、野菜や果物など栄養価が高く、カロリーが低いものをまず食べて、満足感を得ることで食欲が落ち着きます。
過去記事「食べなきゃ損!美容と健康に効果アリ“キャリア女子のおやつ”4選」でご紹介した、バナナや枝豆、ベビーキャロットはオススメ。無糖ヨーグルト、リンゴなども健康と美容によさそうですね!
■5:とにかくその場から去ってみる!
仕事の手を休めて給湯室に行くと、そこには部長のお土産の美味しそうなスイーツが……!
ここで普通なら「わーい、食べちゃお!」とついつい手が出てしまうものですが、スイーツをつかむ前に前にハッと我に返り、お茶などを入れて用事を済ませたら、サッサとその“犯行現場”から去りましょう!
とりあえず、食べたいものが視界に入らなければ、またすぐに忘れるはずです。着席して、ゆっくりと熱くて美味しいお茶でも飲めば、気持ちもおなかも落ち着くはずですよ!
以上、働き女子が仕事中の過食を防ぐ方法5つをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
食欲は人間にとって必要不可欠なものですが、これが正常に働かないと、つい過食に走る結果になってしまいます。でも、食事の量をコントロールするだけではつらいですよね。
ストレスホルモンの分泌も食欲を乱す原因のひとつであることは前述しましたが、食欲自体を正常な状態に戻し、余計なカロリー摂取をしないために、普段からエクササイズをしたり、睡眠を十分にとったりすることで、余計なストレスがたまらないようにすることが大事なのです!