テレビCMやチラシで、「3ヶ月でマイナス15kg」など、別人のように生まれ変わったビフォー・アフター写真を見たことがある人は多いと思います。
筆者が勤めていた大手エステサロンでも、ダイエットコンテストに出場するモニターさん達を管理していましたが、実際に別人になって人生が変わった女性をたくさん見てきました。
そんな今度こそ痩せたい！ という方に、今回はエステサロンでモニターさんに指導していた内容をご紹介したいと思います。今年こそ、きちんと痩せて夏を思い切り満喫しませんか？
■ダイエット期間と目標体重を決める
「5kg痩せるまでダイエットを続ける」という目標は先が見えなくて挫折しやすいので、「○月○日までに5kg痩せる」と具体的に目標設定をしましょう。
だらだら続けるより、「あと1ヶ月頑張ったらご褒美にアレを食べよう」などご褒美を決めておくと、モチベーションが維持できます。
挫折を繰り返してきた人は、まずは1週間などのショートスパンで取り組んでみてください。
■ダイエットノートをつける
太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているという単純な構造なので、食べたものを把握することが需要です。ノートや手帳に「朝食」「昼食」「夕食」「間食」の項目を作って、1日の食事内容を書き込みましょう。
エステではエステティシャンがノートをチェックしますが、毎週末などに自分で採点をしてみてください。
食べて後悔しているものは蛍光ペンで塗る、プラスしたほうがよかったと思うものを赤ペンで記入などをして、食事を見直す習慣を作ります。
また、その日の体重も書き込んでおくことで、体重が減った数日間の食事内容がダイエットの励みになりますよ。
■半身浴を毎日必ずする
基礎代謝を上げるためにシャワーだけでは済まさず、必ず湯船に浸かる習慣をつけましょう。休日にサウナや岩盤浴など、リフレッシュしながらダイエットにもプラスな場所へ出かけるなども◎。
睡眠時間を削っても、モデルやタレントさんは湯船に浸かる人が多いです。疲れを翌日に持ち越さない、むくみはその日のうちにとるなど、代謝を上げる以外にもメリットはたくさんあります。
■お風呂上りはマッサージ
毎日全身は大変だけど、どこか一部分だけでも必ずマッサージをする習慣をつけましょう。気になる部分を最低10分以上は行うように、理想の体型をイメージして頑張りましょう。
【番外編】実際にこんなことをしている人もいました
劇的に痩せたモニターさん達の中には、こんなことをしている人もいました。
・15号サイズから9号サイズに痩せた女性は、ダイエット開始直後に9号の服を買って見える場所に飾っていた。
・冷蔵庫に太っている自分の写真を貼る。
・好きなモデルの写真を切り抜いて貼り、鏡に貼って自分の身体を見る時に励みにしていた。
ダイエットは欲求との戦い。見える場所に抑止力となるものを置いておくと励みになりそうですね。
モニターさんたちはサロンへは週に2回の来店で、週5日は自分で頑張って大幅減量に成功していました。
小さな積み重ねを続けられるかがダイエットを成功させる鍵。是非ダイエットの参考にしてみてくださいね。
（坂本 雅代）
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