毎月18日は、「米食の日」だそうです。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあって、ここのところ「米」も注目を集めています。
余分な糖は脂肪として蓄積されやすいため、ダイエット中に「白米」を食べることに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。でも、ご飯っておいしいですよね!
我慢するダイエットは長続きしません。炊き方・食べ方を工夫することで、ダイエット中でも安心してご飯を食べられますよ。
■糖質オフなご飯は、こうして炊く!
乳製品には、糖の吸収を穏やかにする働きがあることがわかっています。
そのため、食事前もしくは食事と一緒に、牛乳や乳製品をとることでもダイエット効果があります。
さらに、ご飯を炊くときにひと工夫!
ご飯に「ホエイ(乳清)」を加えることで、食後の血糖値の上昇が穏やかになることが明らかになっています。味もまろやかになるのだとか!
おいしくなってダイエットにもなるのが「ホエイご飯」です。
■ホエイご飯の炊き方
ホエイはミネラル分が豊富なため、最初からホエイで白米を吸水させると充分に水を吸い込みません。
まずは普通の水で吸水させ、炊くときに水を換えて、ホエイを加えましょう。ホエイの分量は、炊くときに入れる水の半分以下を目安に加えます。ホエイは、ヨーグルトを水切して用意するといいでしょう。
■さらにダイエット効果UP!?ご飯を食べるときプラスしたい3つ
(1)昆布をプラス
昆布は、水溶性食物繊維の宝庫です。水溶性食物繊維は、糖の吸収を穏やかにする働きがあるだけでなく、善玉菌の大好物ですから、腸内環境美化にも◎。海苔の代わりにおぼろこんぶを巻いたおにぎりや巻寿司、昆布の粉末とゴマや雑魚をまぜたふりかけご飯にするのもいいですね。
(2)良質オイルをプラス
油には、糖を包み込んで吸収を穏やかにする働きがあります。ご飯にエキストラバージンオリーブオイルのような良質のオイルを混ぜ、ライスサラダやおにぎりにしてみましょう。
(3)チーズをプラス
糖の吸収を穏やかにするために、乳製品であるチーズと一緒に食べるのもオススメです。パルメザンチーズやカッテージチーズなどをご飯に混ぜたおにぎりもおいしいですよ。
米は、日本人が古くから親しんできた主食です。無理に制限するのではなく、おいしくて美容・ダイエットに役立つ食べ方を心がけたいですね。
(岩田 麻奈未)