“温冷交代浴”とは、熱いお風呂と水風呂に交互に入ることで自律神経の働きが良くなり、代謝が上がったり肩こりが良くなったりと、様々な効果があるという入浴の仕方です。温冷交代浴にチャレンジして、痩せやすい体を作りましょう。
その疲れ…自律神経の乱れが原因かも？
現代人の悩みである、肩こりや不眠。実はその大きな原因は、自律神経が乱れていることにあります。
人間は、活動時や昼間に活発になる交感神経と、リラックスしたり眠ったりしている時に活発になる副交感神経を持ちます。このバランスが崩れると、夜眠れなかったり、疲れが取れなかったり、頭痛や肩こりなどを引き起こす原因になるのです。
“温冷交代浴”で改善できるかも！
精神的なストレス、昼夜逆転の生活、長時間の労働などによって乱れてしまう自律神経。実は、そんな自律神経の働きを良くしてくれる入浴法があるんです。それが”温冷交代浴”という入浴方法。温冷交代浴の方法と、その驚くべき効果って？
温冷交代浴って？
温冷交代浴とは、熱いお風呂と、水風呂に交互に入る入浴法のことです。自分の家のお風呂ではできないので、近所の銭湯や、温泉で行うことになります。
昨年、ライターのヨッピーさんが紹介したことでも話題になりました。簡単にいうと、水風呂に入ることで、あたたまった体の熱が逃げにくくなるのです。
温冷交代浴の入り方
1. まずは温かいお風呂に入る
まずは普通に、温かいお風呂に入りましょう。40度ぐらいのお風呂に浸かると、血流が良くなるため、マッサージやストレッチをすると肩や首の疲れが取れやすくなります。ゆっくり入り、入っているのが辛くなったら、一度湯船から出ます。
2. 水風呂にチャレンジ！
そのあと、水風呂に入りましょう。水風呂なんて入ったことがない！という方も多いかもしれませんが、実は一気に肩まで浸かってしまえば意外と入れるものなんです。最初は寒いですが、段々と冷たさを感じなくなってくるはず。そのまま30秒ほど水風呂に浸かります。
3. 温水→冷水を3回ほど繰り返す
水風呂で冷えた体を、また温かいお風呂で温めます。手足の先がじんじんしてきますが、入っていれば温まってきます。またのぼせそうになったら一度出て、水風呂に30秒。
これを3〜4回繰り返すと、徐々に水風呂が冷たく感じなくなってきます。最後に水風呂に入って、体の熱を閉じ込めて入浴終了！血行が良くなり、すっきりするのを実感できるはず。
温冷交代浴をすると何が良いの？
体が軽くなり、スッキリする
温冷交代浴をすると、体の血行が良くなり、スッキリするのを実感できます。あたたかいお風呂に入るだけだと、熱いまま冷たい空気に触れてすぐに湯冷めしてしまいます。冷水で毛穴を引き締めることで、体の熱を逃がさず、また汗による消耗も防ぐことができるのです。
代謝が良くなり、痩せやすくなる
温冷交代浴を半年ほど続けたライターAnの代謝は、驚くほどに上昇しました。熱いお湯だけでなく、冷たい水に入ることで、お風呂に入った時の汗のかき方がさらにアップ。体温の上げ下げをしっかり行うことで、代謝がアップして痩せやすい体に。
冷え性や不眠が軽減
さらに、交互浴により、冷え性や肩こり、不眠等の悩みが軽減するという嬉しい効果も。特に冷え性には効果絶大。これからの季節は、気温よりも冷房による冷えがきつくなってきますよね。定期的な温熱交代浴による血流アップで、冷え性を防止しましょう。
温冷交代浴、試してみて！
血流をアップさせ、リラックス効果や代謝アップ効果がある温熱交代浴。体がスッキリするのはもちろんですが、何よりも水風呂の気持ち良さはヤミツキになること間違いなしです。ぜひ、お近くの銭湯や温泉で、定期的に試してみることをおすすめします。
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