こんにちは。セルフトレーニングコーチのNaoです。魅力溢れる潤い美人になる“自分自身のための”セルフトレーニング、一緒にしましょ!
「ダイエット中なのに、疲れたり、イライラしたりするとすぐにおやつに手を出して食べ過ぎちゃう。いつもいつも、せっかくの苦労が水の泡に・・・・・・」な〜んて失敗を繰り返していませんか? 体調や感情に振り回されて食欲をコントロールできない場合は、自身を導く“セルフコーチ”になりましょう。
今回は、昔の私・・・・・・ではなく、N子ちゃん(ダイエット中の女子大生。ついつい、うっかり食べすぎて、何度やってもダイエットを成功させられない)を例に、“自身を変える4ステップのコーチ術”をご紹介します。
■■1.「なぜ?」と自分に聴いてみた
「なんで食べすぎちゃうんだろ?」疑問に思ったN子ちゃんは、手帳に“うっかり食べ過ぎた日記”をつけてみることに。
すると、彼や友達とトラブルを起こしてしまい悩んでいるときや、暇なとき、そして課題に追われて寝不足のときにお菓子を爆買い&爆食べしていることに気づきました。
【コーチングポイント】 意外とチェックを怠りがちなのが「どうして、食べすぎてしまうのか」という“理由”。まずは、どんなときに「しまった!また、やっちゃった!」が起こるのか、書き出してみましょう。
いつ、何時頃、どんな状況で食べすぎてしまったのかを書き出してみると、“うっかり食べ過ぎ”の原因が見えてきます。原因を知らずに改善することは、とっても難しいもの。まずは理由を探ってみることが改善への第一歩です。
■■2.「どうしたい?」を明確にする
「私って、ピンチになったときや、暇で口がさみしいときに食べちゃうんだ。暇なときはなんとか防ぐことができそうだけど、ピンチのときはどうしても食べたくなっちゃうな。口の中いっぱいに美味しさが広がっている間は、安心感や幸せを感じられるんだもん・・・・・・。
そうだ!ピンチになったときに見る“お守り”を作っておこう!」N子ちゃんは早速、“なりたい私BOOK”を作り始めました。
【コーチングポイント】目標は、思っているだけでなく“見える化”しましょう。何度も見直すようにすると、意識を高めやすく、達成しやすくなります。
「なぜ、変わりたいのか」「どんな自分になりたいのか」「達成したらどんないいことがあるのか」を書き出し(目標の絵や写真を添えるとさらにGOOD!)、いつでも見ることができるように持ち歩きましょう。
くじけそうになったときに、勇気ややる気を引き出すことができます。
■■3.「変わるために、何をする?」とセルフコーチと約束を
「よし!やる気が出てきた。今度こそ、頑張れそう。・・・・・・ん? でも、何を頑張るんだっけ?」N子ちゃんは、「頑張る!」「今度こそ、痩せる!」と思うばかりで具体的にどんなふうにダイエットを行うのかをしっかり決めていないことに気づきました。
そこで、“なりたい私BOOK”の続きに、“なりたい私になるためのタスク”ページを作り、書き足しました。
【コーチングポイント】具体的に何をするかを決めなければ、実行できないし、結果も出ません。間食をなくすのか、食事内容や運動習慣を改善するのか、どの時間帯に、何を、どのくらい行うのか、具体的に決めて書き出しましょう。
やることが見えたら、実行するのみ。成功するまで続ければ、どんな目標も達成できます。
■■4.どんどん書き足してモチベーションアップ
「『なりたい私BOOK』を持ち歩くようになってから、うっかり食べが減ってきた! 嫌なことがあって食べちゃうこともあるけど、『なりたい私BOOK』の続きに失敗したことや、次にどうしたいか、自分へのエールを書くようになってから、感情に流されなくなってきたな。こんなに頑張った! って思えるのが勇気の源!」
【コーチングポイント】いつでもうまくいくとは限りません。決めたタスクの負担が大きすぎて続かないのであれば、作戦を変更する必要がありますし、うまくいったことを書き溜めておけば自分を認め、褒めることができます。
失敗したことも書き出しておけば、次からのミスを防ぎやすくなりますね。コーチになって、自身との交換ノートを楽しむような気持ちで、『なりたい私BOOK』に感じたことをどんどん書き溜め、自信や勇気の源にしましょう。
■■さぁ、自身を導くセルフコーチになりましょう!
N子ちゃんは、自身のダメダメなところもしっかり確認して書き出し、どうやって変わるべきかを考え、実行に移すことで、自身の行動を“よりよい行動”に変えることができるように導きました。
こんなふうに、自身と対話をして、励まして、よりよく変えていけるコーチになれば、目標を達成しやすくなります。N子ちゃんの『なりたい私BOOK』のように、ノートに書き出して“見える化”すると、さらに分かりやすく、取り組みやすいのでおすすめです。
「どうしてもやめられないクセ」がある場合は、ぜひ、自身を変えるセルフコーチになってください。なりたいあなたに、なりませんか? (NaoKiyota/ライター)
(ハウコレ編集部)