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朝カレーダイエットのすすめ!−14キロのダイエットに成功した人も

 

出典: http://w.grapps.me

朝カレーの先駆者といったら、メジャーリーガーのイチロー選手。

毎日朝食にカレーを食べていたのは有名な話ですよね。その後メニューは、カレーからそうめんと食パンに変わったようで、現在では朝カレーは食べていないとか。

一方、同じく朝カレーを取り入れ、14キロものダイエットに成功したという人物がいます。それは、第二次安倍内閣の菅(すが)内閣官房長官。メディアで取り上げられたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

菅官房長官は奥様お手製のスープカレーを朝食に食べ、ウォーキングも並行して行ったとのこと。あまりのやせぶりに事情を知らない周囲は、病気を心配したという話もありました。

朝カレーがダイエットに効く理由

出典: http://w.grapps.me

カレーは基本的に高カロリーになりがちなメニューではありますが、うまく取り入れることでダイエット効果が期待できます。その秘訣は、食べる時間とスパイスにあります。

カレーの本場であるインドではもちろんのこと、日本でも市販のカレールーには様々な種類のスパイスが使われています。日本のカレールーで一般的によく使われるものと、その作用をご紹介します。

●ガラムマサラ
インド料理でよく使われるミックススパイスで、基本はシナモン、クローブ、ナツメグの3つです。発汗、解熱、鎮痛、抗菌作用、胃腸の調子を整える、食欲改善、体を温めるなどの作用があります。

●クミン(クミンシード)
カレーの特徴的な香りの元となっているのがクミンです。ガラムマサラに使われることも多いです。胃腸の調子を整える、消化促進などのはたらきがあります。インドでは下痢や腹痛の治療薬として使われてきました。

●ターメリック(ウコン)
カレーの黄色の元がターメリックです。日本ではウコンと呼ばれています。お酒の悪酔いを防ぐドリンクやサプリメントにもよく使われているように、肝臓に働きかける力を持っています。インドでは傷薬や炎症を抑える薬として使われてきました。抗酸化、血行促進、代謝の活性化する働きがあると言われています。

●コリアンダー
東南アジアではコリアンダーの葉(パクチー/香菜)が多用されますが、カレーでは種を粉にしたものを使います。消化を助ける、腸内のガスを減らす、食欲増進、発汗などのはたらきが知られています。
 

●唐辛子

辛みの元となっているのが唐辛子です。
ダイエットに効果のある成分としてカプサイシンが有名です。胃腸の働きを整える、血行促進、代謝の活性化、発汗作用などのはたらきがあります。

カレーを食べると体が温まることは、皆さんも経験的にご存知だと思いますが、それはこれらのスパイスが大きく関わっています。また単品ではなく複数を組み合わせることで相乗効果があり、尚且つどれも血行促進や発汗作用など、ダイエットで重要な代謝に関係するものばかりです。体が温まることで、冷え性の改善や体温の上昇にも繋がります。

昼・夜より、朝にカレーの理由

ではどうして昼や夜ではなく、朝にカレーを食べるのがダイエットに良いのでしょうか?

眠りから目覚める朝は、リラックス時や睡眠中に優位になる副交感神経から活動時の交感神経に切り替わる時間帯です。

この時に血流を促す効果の高いスパイスの入ったカレーを食べることで、交感神経への切り替えを速やかにし、脳も体も目覚めさせます。それにより体は活性化して、ダイエット効率がアップします。

また、カレーは代謝を上げてダイエットを促す効果が期待できるとはいえ、昼ならまだしも夜ではむしろ逆効果で、体重が増えてしまう可能性すらあります。
そもそもカロリーが高く、夜に食べるとそのエネルギーは消費されることなく眠りにつくことになってしまい、体脂肪に蓄えられやすいためです。朝に食べるのであれば、1日の活動によりエネルギーは消費されやすいので、夕食に食べるよりも太りにくくなります。

朝カレーダイエットの気を付けるポイント

①毎朝ではなく、週に数度ぐらいの頻度にしておきましょう。胃腸があまり強くない場合は胃に負担がかかる場合がありますので、様子を見ながら取り入れてください。

②市販のカレーのルーは脂質が30~40%と高いので、カロリーカットのルーを使ったり、具を炒める油の量に気を付けるなどなるべく脂質を抑えるようにしましょう。

③カレーの具は脂肪分の高い肉は避けましょう。赤身の肉、皮を除いた鶏肉、豆などを使用し、旬の野菜やきのこをたっぷり入れましょう。

④ご飯の量はお茶碗1杯分(約150g)程度にします。白米よりも栄養価が高い雑穀米や玄米がオススメです。

カレーを作る時間のない人は、レトルトでも構いません。
スパイスにダイエット効果があるので、カレーライスとしてのみではなく、普段の炒め物やスープなどにカレー用のスパイスやカレーパウダーを加えても良いでしょう。
シナモンやクローブならヨーグルトやパンケーキにも合うので、ぜひ日常的にスパイスを取り入れてみてくださいね。

参照元:microdiet.net



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