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頑張りすぎは命に悪い…?うつ病リスク、増量中

 

最近、残業しすぎていませんか?仕事が忙しいと、今週は遅くまで働かないと追いつかない…など、気持ちにも余裕がなくなってきてしまいます。しかし、その長時間労働や余裕のなさが、うつ病の可能性を上げてしまっているかもしれません。

1日11時間以上働く人はうつ病のリスクが倍以上になる!?

ロンドン大学のスティーヴン・スタンスフェルド教授の研究チームは、労働時間とうつ病のリスクの関連性に関して調査しました。対象となったのは、35〜55歳までの男女約2,000人。業務内容、給料、労働時間など、それぞれに異なる労働者たちです。6年間、彼らの健康状態をチェックしました。調査開始から6年の間に、うつ病を発症した人が66人いることが分かりました。

対象者の中には、1日の労働時間が7〜8時間の人もいれば、11時間を超える人もいたが、割合的にみると、11時間以上働いている人のほうが倍以上いたのです。さらに、うつ病を発症しやすい人の特徴として、「男性よりも女性」、「若い年齢の人」、「高所得者よりも低所得者」といった点も明らかになりました。スティーヴン教授は、「生活習慣や家族関係、仕事のストレス度合いなど、その他様々な要素を考慮しても、長時間の労働とうつ病は深く関わり合っているといえます」と説明しています。

いざというときに知っておきたい!退職せずにうつ病を治す方法

うつ病は他人事かと思いきや、誰でもなりうる病気です。うつ病になると集中力により、仕事に支障をきたすことが大いにあります。さらに「普段どおりの仕事ができなくなるのではないか」「会社に迷惑をかけているのではないか」と思ってしまい、退職の選択をしてしまう人も少なくありません。負のスパイラルに陥り、誤った選択をしてしまうことで後々後悔してしまうケースもあります。すぐに決断せずに、症状が落ち着いたときに判断し直すのがよいでしょう。その際には自分だけで悩むのではなく、周りに助けを求めることも重要です。では、退職せずにうつ病を治すには具体的にどんな方法があるのでしょうか。

・休職手続きをとってうつ病を治す

会社にうつ病であることを報告し、休職手続きをとって治療に専念します。上司に病状と医師の診断結果を伝え、休職を打診し、休職に必要な書類を準備します。会社より承認が下りたら休養しながら治療に励んでください。休養中は、復職を焦りすぎず、医師の指導に従いましょう。症状を勝手に判断したり、薬の量を変えたりせず、規則正しい生活を心がけるようにしてください。休職により収入がなくなった場合は、傷病手当や労災保険の支給を受けるという方法もあります。

・仕事量を減らしながら治療を続ける

軽いうつ症状なら、働きながら治療を続けることは可能です。ただし、うつ病を悪化させないように、上司と相談の上、業務の内容や勤務時間を配慮してもらう、必要な時には休養をとれるような環境を整えてもらう、などの対策が必要です。「職場に迷惑をかけて申し訳ない」という気持ちがあったとしても、「病気を治すために必要なこと」と自分に言い聞かせ、病状をしっかりと自覚して無理のないスケジュールの中で働くようにしましょう。

( / スキンケア大学編集部)

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提供元:    スキンケア大学



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