歩くだけで遊べるポケモンGO。逆に言えば「歩かないと遊べない」ゲームでもあります。
「どうせ歩くならウォーキングダイエットにしちゃおう!」と思いついたポジティブ女子も少なくないのでは?
この「ポケGOダイエット」、マルチタスクが得意と言われる女性に意外と向いているかも。でも巷のプレイヤーを見ていると、普通のウォーキングダイエットでは絶対にしない行動も多く見られます。
どうせなら、効率的なシェイプアップを目指しましょう!
今回は、ポケGOにありがちな「ダイエット効率を下げるNG行動」をご紹介します。あなたもやっていませんか?
■NG行動その1:姿勢の悪いダラダラ歩き
ウォーキングによるダイエットのキモは「よい姿勢」にあります!
骨盤を立てて背筋を伸ばし、腹筋に力を入れて、少し速めのペースで歩く。これが痩せる歩き方の基本中の基本。
スマホを見ながら猫背で歩いていませんか? 猫背のトボトボ歩きでは思うようにカロリーを消費できません。すごくもったいない! それに「ながらスマホ」は事故や引ったくり、性犯罪のリスクを高めて危険です。
スマホを片手に持ったまま、視線は前を向きましょう。
・ポケストップの位置を把握しておく
・ポケモンが出現したら振動でスマホに教えてもらう
この2つで問題は解決です。どうせ歩くなら姿勢よく、お腹に力を入れてズンズン歩きましょう!
■NG行動その2:一気にゲットしようと頑張りすぎる
ダイエットはおおむね、「一日だけものすごく頑張る」よりも「継続してちょっとずつ頑張る」方が効果的です。
ポケモンを捕まえるのが楽しくて、一日でたくさんゲットしようと頑張りすぎ、結果夜にはクタクタ。翌日以降は外を歩くのも億劫になる……というパターンに陥っていませんか?
とくに「ゲームをダイエットに利用しちゃおう」と考えつくタイプの人は効率重視が大好きですから、その罠にハマりがちかも。
ゲーム攻略が優先ならそれでOK。でも、もしダイエット効果に期待するなら、一日に歩く距離や時間の目安を最初に決めておきましょう。無理な攻略よりウォーキングを続けることを優先的に。気楽にいきましょう。
■NG行動その3:ゲットに夢中で水分補給を忘れる
普通、ウォーキングで水分補給を忘れる人は少ないでしょう。身体を壊さないための基本ですよね。
水分を持って出るのを忘れる、持っているのに飲むのを忘れる……どちらも通常のウォーキングではあまり考えられません。でも、ポケGOダイエットではこのうっかりミスが起きがちです。
ポケモンゲットは炎天下に晒されての作業。それも長時間歩き回れば、身体への負担はウォーキングと変わりません。でも不思議なことに「ゲームをする」という目的があると、脱水に対する危機感がなんとなく薄れます。
休憩も水分補給も後回しにしないよう、事前に自分と取り決めをしておきましょう。水分を摂るタイミング、涼しい所へ避難するタイミングを意識的にゲットする。とくに夏場は熱中症に要注意! アラームを鳴らすのも効果的です。
■NG行動その4:ポケストップに常駐してしまう
ポケモンゲットが第一ならこれも良いでしょう! でもダイエットも両立するなら、ある程度歩く必要があります。
花びらが舞うポケストップ。次から次へと湧き出るポケモンを夢中になってゲットしてしまいますよね。でもある程度穫ったかな〜と思ったら、ササッと次の目的地へ移動しましょう。
「もったいない」と感じたら、逆に「ここに立ち止まっている他の女子たちに差をつけるため、私はあえて歩くのだ! エライ!」と自分を褒めてあげてください。私は単純なのかもしれませんが(笑)、これでスッと動き出せちゃったりします。
■NG行動その5:他のアプリにもハマって夜更かし
スマホのゲームアプリって、一つハマると他のゲームも気になって、あれもこれもとどんどん増えていきませんか?
ポケモン以外のゲームにハマって、夜更かししてしまうこともあるかも。もし夜中の1時や2時までゲームに熱中してしまっていたら、せっかくのポケGOウォーキングの効果が半減しちゃいます!
ダイエットには睡眠時間がとっても大切。とくに夜22時〜翌2時の時間帯が「睡眠ゴールデンタイム」と呼ばれるのは有名ですね。
この時間帯に眠ると、大人でも成長ホルモンの分泌が活発になります。成長ホルモンは筋力をアップさせ、脂肪の燃焼やお肌の新陳代謝を促してくれる心強いホルモン!
この恩恵をめいっぱい受けるために、ゴールデンタイムにしっかり睡眠をとりましょう。
以上、意識しないとやってしまう5つのあるある行動。心当たりはありませんでしたか? ちょっとしたコツでより効率的になる、ポケモンGOダイエット。せっかくならNG行動を排除して、ライバルたちに差をつけましょう!(豊島オリカ)