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女医が実践!代謝を落とさないための2つの工夫
仕事として常に健康や美容といったことに接している女医の方々。では、実際に女医の皆さんが日々の生活の中で実践しているのは、どういったことなのでしょうか。すぐにでも真似できるような、健康や美容、ダイエットに関する方法を紹介していきます。今回は代謝を維持するためのエクササイズや食事について、皮膚科医の中村由紀先生が教えてくれました。
短時間でできて続けられることが大切!
はじめまして。皮膚科医の中村由紀です。総合病院にて皮膚科医として病棟・外来で仕事をしています。まだ新米なので、日々勉強しながら診療に励んでいます。私も日々痛感していますが、仕事に家庭、さらに美容や健康…女性は何かと大変ですよね!(笑)でも、いくつになってもキラキラ輝いていたいものです! 私はアラサー世代になるのですが、この年齢になると「若いときは簡単にダイエットも成功したのに」とか「体調を崩しやすくなった」など、体が変化していることに気付くことが多いです。皆さまは、そんな経験はありませんでしょうか?
そんな私ですが、少しでもキラキラ輝けるようにするために、現在行っている健康や美容、ダイエットなどに関してお話してみます。
まずは、健康・ダイエットに関して。やはり若いときに比べて代謝が落ちているせいか、ダイエットはおろか、現在の体型をキープすることも大変になってきました。(笑)そこで代謝を落とさないために行っていることが2つあります。
ひとつ目はスクワットです。ドライヤーで髪を乾かしている間に20~30回のスクワットを行っています。下半身の筋肉は大きさも大きく、腹筋を鍛えるよりも代謝を上げるという点では効果的です。また、髪を乾かすのは毎日必ず行うことなので、私みたいなズボラさんでも取り入れやすく、日課として日常生活にも取り入れやすいことから、とてもお勧めです。
2つ目は、普段の食事でしっかりたんぱく質をとること 。1日のたんぱく質の摂取基準は、一般的に体重×1.0gと言われています。軽い運動をしているなら体重×1.2g、かなり本格的な運動をしているなら体重×1.5gと、必要量より多くのたんぱく質を摂取することで筋肉をつくることができます。もちろん食べるだけではなく運動も必要なわけですが、今ある筋肉を落とさないためにもたんぱく質の摂取が大切だと考えています。ちなみに、私は1食20gと、1日のたんぱく質摂取基準より少し多めにたんぱく質をとるように気を付けています。例えば、プロテイン飲料を飲んだり、朝は納豆・昼はお豆腐など違った種類でたんぱく質をとるように心がけています。実は、たんぱく質を摂取するようになってから、お腹も鳴りにくくなり、私としては一石二鳥でした。
美容に関しては、皮膚科医ですのでお肌の状態は気にしています。一番気を付けているのは保湿です。どんなに疲れていたり、酔っぱらっていたとしても、家に帰ってきてから、しっかりメイクを落として保湿をするようにしています。肌のバリア機能が弱くなると様々な皮膚トラブルの引き金になりますから、保湿だけはきちんとするように心がけています。
私が行っているのは、短時間で且つ、続けられる程度のものです。でも、継続は力なりという言葉にあるように、何よりも続けていくことが大切だと思っています。日々の生活に少しの努力で今より素敵な自分になれたら幸せだな、と思っています。もし私の普段のケアに共感いただけたら、ぜひ今日から試してみてくださいね♪
中村 由紀
埼玉医科大学医学部卒業。現在は某総合病院にて皮膚科医として勤務中。メディカルハーブ、フードアナリスト、アロマテラピーアドバイザーなどの資格を持ち、自然療法や予防医学にも積極的に取り組んでいる。
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