その原因は、もしかすると“悪姿勢”かもしれません。そこで今回は、太る・ゆがむ・たるむの三重苦を招く“体によくない座り方”を5つご紹介します。
■絶対NG!悪姿勢・悪ボディを招く座り方5選
日頃なんとなく意識せずに座っていると、自分がどんな姿勢をしているのかも分からないという方も少なくありません。下記の中でひとつでも心当たりがあれば、悪姿勢の可能性大。早速チェックしてみましょう。
(1) 脚を組む
女性は電車の中やパソコン作業中でも脚を組みがち。特に、どちらか片方の脚を組むのが癖になっているパターンが多いようです。
そうなると、脚や骨盤にズレが生じて下半身のバランスが悪くなるばかりか、脚の長さまで変わってしまうことも!
どうしても脚を組みたくなってしまうのであれば、小まめに脚を組み替えるようにしてください。
(2)背もたれによりかかる
椅子に深く座りすぎても、浅すぎても、悪姿勢につながります。椅子の中間あたりにお尻を置くように意識してみましょう。また、そのときに脚がL字型の角度になるのがポイントです。
両足の裏を地面にぴったりと付けられる位置に腰かけましょう。背もたれによりかかりすぎているとお腹に力が入らず、どんどん腹筋が弱まってポッコリお腹を招きかねません。
(3)猫背になっている
現代人に多いと言われがちな猫背。お尻を突き出すような格好で座っていると、自然と背中が丸くなってしまいます。きゅっとおへそに力を入れて、背筋を伸ばしてみましょう。
猫背にも色々タイプがありますが、基本的に体幹が弱い人がなりやすいとも言われています。
(4)ひざとひざが離れている
無意識にひざとひざが離れて大股開き……になっていませんか? タイトなスカートを履いているときなどは、物理的にも脚を開きにくいので、どうしてもひざが離れてしまう方は意識的にスカートを履くのも一つの手。
ひざだけでなく、くるぶしもくっつけるように意識することで、太ももの内側のエクササイズにも役立ちます。
(5)あごが前に突き出ている
パソコン作業をするときに、つい画面をのぞき込んだりして、あごが前に出てしまっていませんか?
これが猫背や悪姿勢の原因にもなります。あごが前に出ていると肩がすぼまって、肩や首が凝る原因になるばかりか、脂肪がついてオバサン体型を招くことにも……。
無理なダイエットを頑張るよりも、日頃のちょっとした習慣を見直すだけで、悪姿勢を断ち、美姿勢・美ボディへとつながります。是非座り方やクセに注意してみて下さいね。