太ももを細くしようと筋トレをして失敗したことはありませんか?
筋トレをすると大きな筋肉が肥大して太くなってしまいます。ダンサーやイチロー選手は、どうやって細くても強靭な筋肉を手に入れているのでしょう?
今日はがんばらずに太もも痩せが叶うエクササイズをご紹介します。
細くてもしなやかな筋肉をつくるために
筋トレをすると大きな筋肉が肥大して太くなってしまいますね。実は、あまり知られていませんが、ねじりながら動かすと、太くならないのです。
ねじりながら動かすと、たくさんの筋肉がバランスを取りながら動くことになります。そうすると、弱い筋肉から強化されるので太くならないのです。
さらに、神経が細かい筋肉にまで行きわたるので、使える筋肉が増えます。
筋トレのように同じ筋肉を繰り返し使う運動を行うと、その筋肉だけが太くなります。問題は細かい動きの制御がむずかしくなること。
むやみに気合いで筋トレをすると、余計な筋肉が増えて、逆に筋肉のバランスが崩れてしまいます。
一般的な筋トレは男性がマッチョになるため、筋肉肥大をするための方法なのです。細くてもしなやかな筋肉を持っているダンサーは、筋トレはしないのです。
▶【実践動画】がんばらない太ももセラサイズ
3000種類以上あるセラサイズの中から1つ、太ももに効くエクササイズをご紹介します。
1.椅子の背もたれなどに片手を置き、かかとをつけてまっすぐ立ちます。
2.上半身を引き上げて固定して(胸を張る感じ)、体幹が動かないようにして、かけた手と反対の足を斜め前に伸ばします。
3.膝と足首をしっかり伸ばして力を入れた状態で固めて、股関節から外側にねじります。足全体に力を入れたまま、骨盤は止めて、股関節からしっかりゆっくり、ねじってください。
4.股関節からねじりきった状態で足首をゆっくり曲げます。次に足首を指先までしっかりと伸ばします。この動きを10カウント繰り返します。足首が動いている間、ねじりのテンション(緊張)を抜かないように気を付けて、ゆっくりと同じ速さで滑らかに動かします。
5.次に内向きにねじって、テンションをかけて同じように行います。
6.椅子を反対に置き、逆の足も同様に。
ポイントをチェック!
・体と体幹は、しっかり止まっていますか?
・途中からねじりのテンションを忘れていませんか?
・曲げる時に膝の力が抜けていませんか?
・ゆっくり動いた方が脳にも筋肉にも刺激が入ります。
これらができていれば、足全体に刺激が入ります。いつでもできますので、お試しを。気がつくと締まった綺麗な足になりますよ。むくみにも効果的です。夏はこれから!
執筆者
HIROKO 表参道セラサイズ・スタジオ マスターインストラクター
(社)国際細胞活性協会 理事。
理事として表参道セラサイズ・スタジオの運営と、「動きの基準」を担当。
セラサイズの動きと意味を伝えつつ、「体と心の健康と美」の新しいアプローチを世界へ発信。
元トヨタ自動車株式会社、ヨーロッパ部所属。
セラサイズスタジオでは、生き生きと輝きたい女性のための、体の弱い女性でもできる、頑張らない知的エクササイズ "セラサイズ"で超健康を拡げる活動をしています。
セラサイズが数年前からパーキンソン病、脳出血等脳関連のリハビリにも病院以上に効果があることがわかり、難病パーキンソン病の方の症状改善にも貢献しております。
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