「ツボ」というと、健康的なイメージを持つ方も多いかと思いますが、実は痩せられるツボがあるのをご存知ですか?
身体の表面にあるツボの中には、ダイエットだけでなく便秘など女性にうれしい美容に効くツボがたくさんあるのです。
体の部位の中でも、特に手は”第二の脳”と呼ばれるほど、ツボがたくさん集中指定の場所。
手を刺激することで、それが脳に伝わり、新陳代謝を良くしたり痩せやすい体質作りを手伝ってくれるのです。
今回は、知っているだけで得をする「手のひらツボダイエット」をご紹介していきます!
手のツボで本当に痩せるの?
にわかに信じがたいとは思いますが、手のツボにはダイエットに効果のある4つのポイントがあると言われています。
・基礎代謝のアップ
・食欲抑制効果
・カロリー消費増加
・部分やせ効果
特に、ダイエットに効果があるのは、主に手のひらにある「胃・脾・大腸区」と言われる部分と、手の甲にある「胸腹区」。
これらを刺激すると、胃腸の働きが抑えられ、食べる量を減らすことができると言われているのです。
基本のツボの押し方をマスターしよう
1. 指で押す or つねる
力をかけやすい親指で押すのが一般的ですが、他にも揉んだり、つねったり、さすったりする方法などがあります。
道具がいらないので、通勤中や仕事中など、どこでも簡単にツボ押しができるので便利です。
2. ツボ押しアイテムを使う
つまようじを5~6本輪ゴムでまとめたものや、ヘアピンは、細かいツボを突く時に使うと良いでしょう。
また、ツボをこするように行うときは、歯ブラシが効果的。
その他にも、洗濯バサミではさんだりドライヤーで熱風を当てたりと、身近にあるものでも十分ツボ押しアイテムになりますよ。
ダイエットに効果のある手のツボ
胃・脾・大腸区(い・ひ・だいちょうく)
<胃・脾・大腸区の探し方>
手のひら側の親指のつけ根から手首にかけて広がっている場所。
この部分を全体的に刺激するのがポイントです。
このツボはその名前のとおり、胃腸、大腸などの消化器官と深い関係があります。
つまようじを5~6本ほど束にし、とがった部分で10回くらい、痛いと感じる程度に押すと良いでしょう。
胸腹区(きょうふくく)
<胸腹区の探し方>
手の甲側の、中指と人さし指の骨の間にあります。
つまようじを使う方法の他に、痛みを感じるくらいに強めにつねるのも効果的です。
こちらのツボも、胃・脾・大腸区と同様、内臓に深いかかわりがある代表的なツボです。
ダイエットのほかに、胸やけや胃潰瘍にも効果を発揮してくれます。
5~6本束ねたつまようじで、痛みを感じる強さで10回刺激しましょう。
部分痩せに効果のある指のツボ
お腹ポッコリには「前頭点(ぜんとうてん)」
<前頭点の探し方>
手の甲側の人さし指の第2関節の内側にあります。
ツボ押しは、朝と夜2回程度やるとさらに効果がアップ。胃下垂の方にもおすすめです。
おなかの上の部分がポッコリと出ている方におすすめしたいツボです。
ツボの中心を、歯ブラシで下から上に向かってこすります。左右それぞれ3分ずつ行うとベスト。
ウエストのくびれに効く「二間(じかん)」
<二間の探し方>
人さし指のつけ根のシワを親指側にたどっていった指の真横にツボがあります。
食事制限の効果をアップさせるツボでもあります。
ウエスト周りを細くしたい人にオススメなツボが二間です。
ここを刺激することで代謝が活発になり、次第に脂肪がとれてきます。
歯ブラシで、下から上に向かって、各3分ずつこすりましょう。
贅肉やむくみに効く「商陽(しょうよう)」
<商陽の探し方>
人さし指の爪のつけ根の親指側の端に商陽のツボがあります。
ダイエットのほかにも、風邪を引いたときや吐き気を感じる時も効果的と言われています。
顔の贅肉や、むくみが気になる人に効果バツグン。
爪のつけ根のツボの少し下から上に向かって、歯ブラシで各3分ずつこすりましょう。
ツボ押しでダイエットの効率を上げる!
今回ご紹介した手のツボは、場所を選ばないので、仕事中や会議中などどこでも手軽にできるダイエット法です。
ぜひこの記事を参考に、気が向いた時に手のツボを刺激して、ダイエット効果をさらに高めましょう。
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