こんにちは、理学療法士の今井俊太です。今回は、腰痛にも効果的な基礎代謝アップストレッチをお伝えします。
腰を反らせると腰痛に？
これまでのイメージでは、腰痛がある人は腰を反らせることがNGとされてきたこともありました。
皆さんも、そんなイメージがあるでしょうか？もちろん腰痛の種類にもよりますが、腰を反らせることで、腰痛に効果的なストレッチもあるので、その方法をご紹介します。
腰を反らせてもいい腰痛とは？
簡単に言いますと、腰を反らせる運動を繰り返し行うことで痛みが軽減する腰痛です。
今回紹介する運動を行おうとして、痛みや違和感を覚えたり、つらいと感じる場合はやめましょう。また、方法を間違って覚えても腰痛を引き起こすので、よーく読んで行ってくださいね。
腰の力を使わないで腰を反る
上の写真を見てください。今からご説明するストレッチは写真の通りです。
このストレッチのポイントを守ってストレッチしてみましょう。
ストレッチのポイント
1. 最初は腕を伸ばさずに、肘で支える程度に上体を起こしましょう。
2. 1の状態で腰が痛ければ、ゆっくり深呼吸し、それでも腰が痛くなるようであれば中止してください。
3. このストレッチを行っているうちに、腰の痛みが和らいでくるようなら、次に腕を伸ばしましょう。
4. 腕を伸ばしきった状態で、お尻の力が入っていないことを確認してください。力が入っている場合は、カカトを外に向けると力が抜きやすくなります。
5. この姿勢のまま、背骨の前あたりを空気が移動するようなイメージで、深呼吸を行います。
6. ここまでで腰の痛みをチェックしましょう。ストレッチをする前と後で明らかに痛みが和らいでいたら、最後にもう一度行います。
実はこの「背骨の前に空気が通るようなイメージの呼吸」をすることで、お腹のインナーマッスルが活動するため、基礎代謝を高めるための姿勢を作ることができます。
無理なくストレッチして腰痛を撃退し、基礎代謝を高めましょう。
文：リズムアンバサダー 今井俊太
写真提供：今井俊太
