たとえダイエットをしていても、上司との飲み会や仕事の付き合いで夕食に出かけると、食べないわけにはいきませんし、お酒も進んでしまいますよね。
そんな、なかなかダイエットが成功しない働き女子に朗報なのが、じつは減量は食べるタイミングこそが重要だというアメリカの実験結果。
今回は美容ライターの筆者が、アメリカの美容情報サイト『BYRDIE』の記事を参考に、専門家が推奨するダイエット効果が得られる“食べるタイミング”をご紹介します。
■ 自分の生活リズムに合わせた“半断食”
アメリカの女性の間で今話題なのが、IF(intermittent fasting)と呼ばれる“半断食”ダイエット法。これは、食事と食事の間の時間を空けて、消化器官を休めることで臓器の機能を上げ、蓄えている脂肪をエネルギー燃焼に回すという考えに基づいたもの。
何を食べるか、よりも食べるタイミングがダイエット成功の鍵だと、栄養士やダイエットジャーナリストなど多くの専門家が述べているのです。
“半断食”ダイエット法といってもその方法はたくさんあります。同記事では、1日おきもしくは14時間の半断食が紹介されていますが、働き女子にとっては現実的に無理がありそう。しかし最も取り入れやすく習慣化できそうなのが5:2半断食ダイエットです。
■ 5:2半断食ダイエットとは
1週間のうち、5日は通常通りの食事、2日は半断食をするという方法。半断食といっても500キロカロリーまではOKとされていて、繊維やプロテインの豊富な野菜やお肉、お魚もカロリーさえセーブできれば食べても大丈夫なのです。半断食をする2日はどの曜日を選んでも構いませんが、連続させないことがルール。
2014年に行われた5:2半断食ダイエットの実験結果によると、運動をしなくても実際に体重を減らすことがでただけでなく、腸内環境が良好になるというさらなる利点も判明したのです。
1週間のスケジュールを見て、食事に出かける日は気にせず食べ、その分2日は半断食で臓器の休息日を作る。バランスを取ることで無理なく、健康的に痩せられる画期的な方法です。
以上、専門家が推奨するダイエット効果が得られる“食べるタイミング”をご紹介しましたが、いかがでしたか?
半断食した翌日はなんだか体が軽く、すっきりとした気分になります。5日間は普通に食事を楽しめるので、意外とストレスも少なめ。また、腸内環境が整うことで、女性の悩みである便秘改善の効果も期待できるというのは嬉しいですよね。
自分の生活リズムに合った半断食ダイエットで“食べるタイミング”を見直しみては?