いよいよ夏。水着を着る予定がある人は、少しでもやせようと努力をしているかと思いますが、そんな方に朗報です。ある飲み物を日常的に口にするだけで、ダイエットの効果が高まると分かりました。
そこで今回は英アングリア・ラスキン大学の研究結果を基に、ダイエット中に飲みたいドリンクを紹介します。
■緑茶はダイエット効果を高めてくれる
夏は普段よりものどが渇くと思います。小まめな水分補給が不可欠ですが、何を飲んでいますか?
スポーツ飲料や水などさまざまかと思いますが、ダイエット中の女子には緑茶がオススメ。英アングリア・ラスキン大学の研究によれば、緑茶を飲むとダイエット効果が高まると分かったのです。
同大学の調査では14人の被験者に対して、7人に緑茶の抽出物571mg(ノンカフェイン)を詰めたカプセルを飲んでもらい、残る7人には“見せかけのカプセル”を与えました。
4週間後に結果を見ると、緑茶の抽出物を口にした7人の被験者の方が、そうでない7人と比べて体脂肪が1.63%も減っていたというのです。これは緑茶に含まれるポリフェノールの一種、カテキンの影響なのだとか。
■1日1.2~1.4リットルの冷たい緑茶(ノンカフェイン)を口にしてみる
実はこの実験の参加者は、緑茶の抽出物が入ったカプセルをただ飲んでいただけではありません。週に3回、1回1時間のサイクリングを併せて命じられていました。
言い換えれば、運動によるダイエット効果を緑茶の抽出物がサポートしてくれたということ。
また、今回の実験の対象者は全て男性。女性の場合は異なる結果が出るかもしれません。しかし、緑茶を飲むだけでダイエットが成功しやすくなる可能性があるなら、試してみる価値はあります。
571mgの緑茶エキスは、緑茶で考えるとコップ6杯~7杯だとか。コップ1杯が200mlとすると、1.2~1.4リットルになります。なかなかの量になりますが、喉が乾く夏場であればそのくらい飲めるかも。
ただし、普通の緑茶にはカフェインが含まれていて利尿作用があるため、夏の水分補給源としては適していないという意見も……。カフェインレスの緑茶が売っているので、それを口にするほうがいいかもしれません。
以上、緑茶を飲むと脂肪燃焼効果がアップするかもしれないという話を紹介しました。
カテキンには、脂肪やコレステロールが体に吸収されすぎないようにする効果があると知られています。朝昼晩と喉が乾いたら、ノンカフェインの緑茶を口にしてみてはいかがでしょう。