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そのダイエットが”むくみ”を作る原因に!?タンパク質の正しい摂り方

■そもそも「むくみの原因」って?

女性の「むくみ」の原因のひとつに、タンパク質不足があります。血液には、アルブミンというタンパク質が水分に溶けていますが、このアルブミンは、スポンジの働きを持っていて血液の水分を保持する働きがあります。

タンパク質の不足により血液中のアルブミンも不足してしまうと、水分を保持することができず、血液が水っぽくなってしまいます。

血液が水っぽくなった状態を元に戻そうとして、血液中の水分を血液の外に出し、血液の濃度を一定に保つように働きます。

血管の外に出された水分は、周囲の組織にしみ出しこれが「むくみ」となります。そのため「むくみ」は、低タンパク血症(=タンパク質の不足)で起こるのです。

■間違ったダイエットがむくみの原因!?

低タンパク血症(=タンパク質の不足)とは具体的に、お肉やお魚、卵、チーズなどを食べていない食事で起こります。

「痩せたい!」と思ってお肉やお魚、卵の食べる量を控えてしまうと「むくみ」に繋がり、結局、足が太く、顔がむくみがちに…となりかねません。

タンパク質源は大豆や豆腐、納豆で補給しています、と主張する方がいますが、人体の利用効率は大豆よりも、卵や魚、肉の方がいいことは明らか。

タンパク質は、「食べているつもりでも足りていない」という場合が多いようです。

■タンパク質の目安は?

タンパク質の目安は人それぞれです。

目安のひとつとして、1日当たり体重1kgにつき1〜1.5g程度のタンパク質が必要といわれています。たとえば、体重60の場合、60〜90g程度のタンパク質が必要です。

卵1個(50g)には約6gのタンパク質が含まれているため、60gのタンパク質を補給しようとすると、1日10個卵を食べないと補給することができない計算になります。

ほかにも目安として、手のひらの大きさの量のタンパク質源(卵や肉や魚)を毎食、補給するというものがあります。

食事は、お腹の空腹具合とともに、手のひらの大きさと相談しながら料理やメニューをチョイスしましょう。

■むくみスッキリ!毎日レシピ

体内利用効率をあらわすプロテインスコアがもっとも高いといわれている卵を使ったむくみにピッタリの毎日レシピです。

生地の必要なし!の簡単な卵ピザは、その日の余っている食材を利用すれば、毎日飽きずに美味しくタンパク質を補給することができます。

卵を2個利用して、カリカリ卵とトローリ卵の両方の美味しさをお楽しみくださいね。

■トローリ&カリカリオープン卵ピザ

<材料>

卵 2個とろけるチーズ 1枚茹でブロッコリー 2〜3房ミニトマト 3個ツナ 大さじ2塩、こしょう 少々オリーブオイル 大さじ1

<作り方>

ミニトマトは、1/2にカットする。卵を1個ボールに割りほぐし、塩コショウで味を整える。オリーブオイルをなじませ、熱したフライパンに2をクレープ状に焼く要領で加える。弱火の中火にして、真ん中を避け、ミニトマト、茹でたブロッコリー、ツナを加える。

卵の表面が乾いてきたら、真ん中にもう1個の卵を割り入れ、とろけるチーズを加えて蓋をして1〜2分焼く。目玉焼きが半熟になり、チーズがとろけたらできあがり。

*お好みで、ケチャップやトマトソース、マヨネーズなどを加えるのもおすすめです。

*夕食の残りや朝食の残り物、あまりものなどでアレンジは自由自在です。

*とろろ昆布、のり、塩昆布などで和風アレンジもおすすめです。

あわせて、『効果2倍!?ビタミンCの美白力を高める食材とレシピ』の記事もぜひご覧ください。

(オーソモレキュラー管理栄養士 / 穴山幸)

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提供元:    スキンケア大学



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