肌を見せるファッションが増える夏。スカートやショートパンツを履く機会も増えるけど、あなたのふくらはぎ、もしかしてむくんでムッチリしていませんか?
クーラー冷えや水分の摂り過ぎなど、夏は足のむくみやだるさを感じやすいですよね。
そこで今回は、エステティシャンの筆者が“ふくらはぎをスッキリさせるセルフマッサージ”をご紹介。美脚を目指してムッチリふくらはぎとはサヨナラしましょう!
■STEP1:まずは足裏から
マッサージをするタイミングは、お風呂上りの温まった時がベスト。保湿を兼ねて、オイルやボディミルクをつけて行ってください。夏の保湿が苦手な人は、湯船の中だとやりやすいですよ。
足のマッサージをする時は、まず足裏からがスタートするのがオススメ。夕方になると靴がキツく感じる時があるように、足裏もむくんでいるんです。
土踏まずを中心に、下から上へしっかり流しましょう。冷えを感じている人も代謝が上がるので念入りにやってみてください。
■STEP2:経絡を流してスッキリ
すねの太い骨の外側と、裏面のちょうど真ん中に指を通して下から上へ流しましょう。
身体の全面と背面の中心にはそれぞれ経絡が流れています。気・血・水の流れを整え、巡りをよくします。
■STEP3:膝裏のリンパ節の通りをよくする
膝裏のリンパ節は、いわば中継点。ここが詰まっているとせっかくほぐして巡りをよくしても閊えてしまいます。四指で前後に流したり、ほぐしたりして老廃物を流しやすくしましょう。
STEP4:お肉をギュギュっと雑巾絞り!
足首から膝に向かって、両手でしっかり掴んでねじりながら進みます。雑巾を絞るようなイメージで行ってみて!
STEP5:足の三里の周辺を集中ケア
すねの外側にある筋肉は、むくんでいると張っていることがあります。膝頭から指四本分下がったところには足の三里というツボもあり、むくみにも効果的。この部分は集中的にほぐしましょう。張っている、と感じる部分を指で押して回すようにほぐしてみてください。
■STEP6:老廃物をググッと絞り上げる
最後は両手の親指と人差し指で輪っかを作って、足首から膝に向かって絞り上げましょう。
ギューッと絞って、気持ちいいと感じる強さでやってみてくださいね。最後は膝裏リンパ節をゴミ箱だと思って“入れ込む”ように捨てればOKです。
いかがでしたか? 疲れている日は足裏だけや、お風呂の中で雑巾絞りを行うだけでも、だるさは取れやすくなりますよ。
むくみを翌日に持ち越さないようにするのが美脚への近道。ぜひ試してみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 坂本 雅代 ・・・ 国際中医薬膳師/中医薬膳師/リフレクソロジスト/骨気小顔管理士。これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。