ショートパンツや水着などを着る機会が増える夏。自分では気がつかないけれど、太ももの裏のセルライトや余分な脂肪のついた太ももは人の目にさらされています。
そこで今回は、ヨガインストラクターである筆者が、太もも裏のむくみに特化したエクササイズをご紹介します。
むくみ太りが原因のブサイク太ももをいますぐレスキュー!
■太ももの裏は意識して使わないとブサイクに!
太ももの裏側や内側の柔らかい部分は、普段の生活の動作ではなかなか使うことができません。意識して動かしたり伸ばしたりしていかないと、むくみや老廃物が溜まり続け、セルライトが溜まったブサイクな太ももになってしまいます。
■太もも裏ケアで姿勢が良くなり「見た目3割増し」
太ももの裏側の筋肉は、普段使われにくく硬くなりやすい場所。この部分が固まると、腰が伸びにくくなり姿勢が悪くなります。
歩くとすぐ腰が疲れる人や立ち続けるのが苦手な人は、太ももの裏側の張りが強く固まっているのかもしれません。
■腰痛も改善
上記の理由で腰が伸びやすくなると、腰回りの張りが改善され腰痛も楽になります。
姿勢の悪さは下半身の循環を鈍らせますので、足がむくみやすい人は姿勢から改善するのも大切なことです。
■むくみやセルライトを撃退するエクササイズ
足の細い人でも油断は禁物です。触ってみると太ももの裏だけがぶよぶよと老廃物がたまっている人も多く見かけます。
どんな足の人にも太もも裏のケアは必須だと思っておきましょう。
●太もも裏を伸ばすエクササイズ
(1)両足を腰幅にして立ち、両手を腰骨にあてましょう。
(2)お尻を後ろに突き出しながら腰を沈めていきます。同時に腰から背中をしっかり反らし、太ももの裏側が伸びるように位置を確認しましょう。
(3)お尻と腰を沈めた位置をキープしたまま、上半身を引き起こしていきます。お尻をさらに突き上げるようにして、太ももの裏を引っ張る力を維持し続けてください。
(4)この姿勢のままゆっくり30秒間キープします。
(5)(1)~(4)を1セットとし、1日3セット行いましょう。
太ももの裏がしっかりストレッチされると腰回りがすっきりとし、驚くほど歩きやすくなります。変化が感じられなかった場合は、太ももの裏側のストレッチの方法が弱いかもしれません。
普段伸ばさない場所なのでコツをつかむまでは難しいかもしれませんが、効果はしっかりとあるので体の感覚を意識して行ってみてくださいね。
【撮影協力】
※ 中西バレエスクール
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。