ファスティングダイエットといえばすでに浸透しているけどチャレンジするにはハードルの高いダイエット法ですよね。
一見辛そうなダイエット方法ですがデトックスや便秘解消などダイエットだけではなく多くの美容効果を発揮してくれるのです。
たくさんあるファスティングダイエットですがどんな方法があなたに向いているのでしょうか?
ファスティングダイエットとは?
食べたいけど食べたら太る!それはダイエットを志す人の永遠のテーマかもしれません。
全く食べない、という選択肢を与えてくれるのがファスティングダイエットです。
一見何も食べないことは体に悪そうだし辛そうですが今では酵素ドリンクやプロテインなどの飲料を合わせたファスティングダイエットが登場し、「無理をしない断食」が主流となっています。
ファスティングダイエットの効果
ファスティングはダイエットを目的とせず腸内環境を整え、デトックスを計ったり、便秘を解消したり、体質改善のためにファスティングを行う人も年々増えています。
ファシスティングをすることで、胃や腸が空っぽになり、宿便が排泄されることにメリットがあるのです。
気になるファスティングダイエットの種類
16/8 メソッド
16/8メソッドは断食を1日に14〜16時間行う事で、残りの8〜10時間に集中して2〜3回食事を行います。
簡単な実践方法としては夕食を食べた後、間食せずに朝食を抜く方法です。例えば夕食を午後8時にとったら次の日の正午まで何も食べないという方法です。
食べて良い時間帯でも極端にカロリーの高いものやジャンクフードなどは避ける様にしましょう。普段朝食を食べない方、ジャンクフードを食べない方にはおすすめのファスティング法です。
5:2ファスティング
5:2ダイエットでは週に5日は普通にカロリーを摂取し、残りの2日のカロリー摂取を500から6000カロリーに抑える方法です。
通常女性は2000キロカロリーの摂取が必要ですがそれを500キロカロリーに落とすとなると1回の食事を250キロカロリーとして2回とることが推奨されています。
食べてやめて、食べる
食べて、やめて、また食べては1回の食事の後24時間断食をするシステムで週に1〜2回行います。
例えば午後7時に夕食を食べたら次の午後7時まで夕食を食べない、という方法です。
夕食だけでなく、朝食、昼食でも可能です。24時間空けるのはさすがに難しいというかたはまず14〜16時間空けてみましょう。
1日おき断食
この方法は1日おきに断食をする方法ですがきつい人は断食日に500キロカロリーを摂取します。
1日なにも食べないのは辛いので酵素ドリンクやプロテイン、野菜ジュースやスムージーなどを取り入れて行うのもよいでしょう。
日中断食
この方法は日中に食事をとらず夕食のみとる方法です。
夜、外食が多い方、お付き合いや接待の多い方におすすめの方法です。
一見、夜に食べてしまうとよくないかのように思えますが、夜だけ食べる事で消化器官を一定時間休めることができ、体内環境が整います。
しかしながらよる好きな者を食べるのでは無く保存料や着色料を含まない自然食品や野菜、脂質の少ないタンパク質などの摂取が必要です。
いつでもちょこっとが成功の鍵
断食は何もスケジュール通りに行う必要はありません。気が向いた時、食べ過ぎた翌日やお腹の少ない時、忙しい時行うのがこちらの方法です。
良く3食以上食べないと筋肉を失う、よってより太りやすくなる、という話がありますがこれは長期定期に断食を行うことによって生まれるリスクです。
また血糖値が下がった状態でいきなり食べるとカロリー吸収が高くなるとも言われていますがこれも断食の途中でフルーツをとったり、ジュースなどをとる事によってなだらかにすることが出来ます。
ルールに縛られたくない、予定通りに行動するのは気がめいる、という方にファスティングダイエットはぴったりな方法だったのです。
ファスティングダイエットの注意点
無理は禁物!
ファスティングを始めたばかりの人は体が慣れていないため当初イライラしたり、集中力がなくなったり、いろいろな問題に悩まされます。
どうしても無理!と思ったら無理をせず間食しましょう。
無理をして体を壊したり暴食したりではファスティングの意味が全くありません。
まずは数時間、それから数10時間、それが出来たら1日おき,更には2日続けてなど日数を伸ばしていきましょう。
また3日以上のファスティングは危険ですので専門科の指示の無いまま行わないようにしましょう。
水分補給は忘れずに!
ファスティングは初めての人にとってとても過酷です。空腹を紛らわし、腸内のサイクルを整えるためにも水分補給はしっかり行いましょう。
しかしいくらお腹が空いているからといって冷たい甘味飲料や炭酸などは飲み過ぎないようにしましょう。思った以上に高カロリーで逆効果になってしまうケースもあります。
友達と一緒に行うなど楽しむこと!
やはりどのダイエットにも共通して言えるのが楽しみながら行うことです。
つらい、やめたい、と思っても日々体の変化を楽しめたり、お友達と情報を共有したりファスティングしていない日の食事を思い切り楽しんだりすることが大切です。
また、友達と行うことで危険因子を避け、リバウンドを防ぐこともできるのでぜひ情報を共有してみてください。
ファスティングを始めるあなたに
ファスティングは食べる楽しみがあるからこそ続けられる方法です。
あくまで「本来の自分の体を取り戻すための方法のひとつ」と理解しておきましょう。
ファスティングが合うか合わないかは人それぞれなので自分にあった方法を取り入れて、あくまでバランスよく健康的な食事が取れるように心がけましょう。