オフショルのトップスや、肩にフリルがついた可愛いデザインの洋服は、華奢なデコルテだからこそ映える一着ですよね。
太っている訳でもないのに「上半身がガッチリしてる」と言われ、フェミニンなデザインの洋服を敬遠していませんか?
肩や二の腕といった上半身にお肉がつきやすいのには、何気ない日頃の習慣が影響しているんです……。
そこで今回は、美容ライターである筆者が、上半身がたくましくなってしまう日常生活に潜む悪癖4つをご紹介します。
■上半身たくまし女子度は“肩甲骨”でチェック
上半身太りの原因とも考えられるのが“肩甲骨”の歪みです。
肩甲骨が歪み、こり固まると他の筋肉にも悪影響が出てしまい、体の血流や血行が悪くなることで、太りやすい体質になってしまいます。
肩甲骨の歪みの状態は、誰でも簡単にチェックすることができます!
まず背中で両手を繋いでみましょう。右と左それぞれ組み替えて確かめてみてください。
両方の手が繋げる人は比較的に歪みが少ないタイプです。また繋げなくても空いていた手の間の幅が、左右の腕で同じくらいであれば歪みは少ないでしょう。
しかし、片方の手しか繋げず、もう一方と極端に違う結果になった人は歪みが大きい可能性が高いです。どちらも繋げず、空いている手の幅が極端に違った筆者はとても歪んでいるようです……。
それでは肩甲骨を歪ませ、上半身を太りやすくする悪癖4つを見ていきましょう!
■肩肉モリモリ!上半身が太る悪癖4つ
(1)いつも同じ腕でカバンを持つ
手に利き手があるように、腕にも人それぞれ利き腕があります。つい毎日同じ腕でカバンを持っていると、そちら側の筋肉や骨格だけに負荷がかかり続けてしまい、歪みの原因に繋がります。
(2)高いところの物を取らない
上記で紹介した“肩甲骨”にも関係します。高い位置にある物を腕を伸ばして取れば、腕だけでなく肩甲骨も動くことになります。腕を動かさないでいると肩甲骨の筋肉や血流は、余計に凝り固まったままになってしまいます。
(3)電車でつり革をつかむとすぐ疲れる
これは“二の腕”太りにも繋がる悪癖です。プルプル揺れる二の腕には筋肉が足りていないことが伺えます。腕を上げているとすぐに疲れるのは筋肉不足の現れ。引き締まった二の腕には程よい筋肉も必要です。
(4)猫背
パソコンやスマホばかり見ていると姿勢は前のめりになり、悪い姿勢を長時間続けることで猫背に。前のめりになった姿勢では肩甲骨はあまり使われない状態なので、上半身太りを招く悪癖の一つでしょう。
■すぐできる“上半身”をほぐす効果的なストレッチ
(1)腕伸ばし
両足を肩幅に開いて、背筋を伸ばして立ちます。左手で右ヒジをつかみ、ヒジを内側に静かに引っ張り、右腕の裏側を伸ばしましょう。
この時に良い姿勢を意識して、肩甲骨はひらくようにイメージしてください。同じように反対側でもストレッチします。
(2)後ろ手“バイバイ”のポーズ
基本の立ち姿勢は上記と同じで、両腕を後ろに伸ばします。腕は無理なく上げられる高さにキープ。
そのままの状態で両腕を外側から内側へ、“バイバイ”するようにブンブン振ります。肩の付け根から腕全体をねじるように、肩甲骨を使いながら30秒間続けましょう。
せっかくダイエットに成功しても、肩や二の腕に脂肪がついていると上半身のたくましさが悪目立ちしてしまいますよね。簡単なストレッチでも継続して続けることで効果が出てきますよ!
【画像】
※ NEW YORK, NY – AUGUST 12: Olivia Palermo is seen on August 12, 2015 in New York City. (Photo by Alo Ceballos/GC Images)