野菜スープはダイエットの強い味方だって知っていますか?
単に野菜がたくさん入っているからだけではなく、脂肪を燃焼させたりお通じをスムーズにするなど、いろいろな効果が期待できるスーパーメニューなのです。
美肌効果も期待できるので、単なるダイエットだけではなく、健康的で美しくなりたい方にもおすすめです。
ここが野菜スープの魅力。4つの効果を紹介
1. カロリーが低いこと
主食であるパンや米、魚や肉より格段にカロリーが低い野菜。比較的カロリーが高いかぼちゃやトウモロコシでも、100g当たり90〜100kcalほどしかありません。
2. 体内にある不要なものを排出する効果があること
体内にある不要な老廃物は岩盤浴や健康食品などでも排出できるといわれていますが、より手軽で簡単にできる野菜スープは、便利なデトックスメニューと言えます。
3. 脂肪を燃焼させる効果があること
野菜の中には、ダイエットにも役立つ「脂肪燃焼効果」のある野菜があります。
その代表的な野菜はキャベツ、トマト、にんじんなどです。野菜には活性酸素をなくす働きがあり、加熱して食べると、生で食べるよりなんと5倍の効果があるのだとか。身近な野菜が多いので、簡単に取り入れることができます。
4. お通じにも効き目がある繊維質が豊富にあること
ダイエットだけでなく、日頃から便秘に悩まされている方もいるのではないでしょうか。そんな時は、繊維質たっぷりの野菜スープを飲みましょう。
食物繊維は胃や腸で吸収されず、適度な水分を取り込みながら、便とともに排出されます。
腸のぜん動運動を促したり、便の量も増えるので、便秘の方にはうってつけなのです。
食物繊維は、きのこ類ややごぼう、ひじきなどの海藻類、そして大豆などにたくさん含まれています。
おすすめ野菜スープレシピ
そこで、おすすめの野菜スープレシピを紹介します。
1.おなかスッキリきのこと卵の中華スープ
きのこの食物繊維で便秘予防、長ねぎの硫化アリルで血行促進、卵のビタミンA・B2で肌荒れ予防が期待できます。ふんわり卵が食欲をそそる、栄養ばっちりのスープです。
材料:(2人分)
エリンギ(半分の長さにし縦にさきます)1/2パック
しめじ(石突きを取り小房に分けます)1/2パック
ごま油 小さじ1
卵(溶きほぐす)1個
長ねぎ(小口切り)1/4本
片栗粉(水大さじ1で溶く)小さじ1
■A:
塩小さじ1/4 水600ml
中華スープの素 小さじ1
作り方
①ごま油を熱した鍋にしめじとエリンギを炒めます。
②Aを①に加えて沸騰させ、そのあと水溶き片栗粉でとろみを付けます。
③溶き卵を②に流し入れ、長ねぎを散らしたら完成です。
溶き卵を入れる前に水溶き片栗粉でとろみをつけておくと、卵がふんわりとしておいしくなります。サラダ油を使用しても大丈夫です。
2.たまねぎとにんじんのコンソメスープ
たまねぎはむくみに効果があるといわれています。鶏肉が入っているので、ボリューム感がありながらも、カロリーは控えめのうれしいレシピ。保存できるので、ズボラさんにも安心です。
材料(6杯分):
にんじん 1本
たまねぎ 2個
鶏手羽中(鶏スペアリブ) 8本
塩 小さじ1
サラダ油 大さじ1
水 1400ml
作り方
①斜め薄切りにしたにんじんは千切り、縦半分に切ったたまねぎは薄切りにします。
②サラダ油を熱した鍋に①と鶏手羽中を入れて炒め、塩をふります。
③野菜がしんなりして、鶏肉が色付いてきたら、水を入れ途中でかき混ぜながら中火にかけます。アクが出てきたら取り除き、5〜6分ほど煮込んだら完成です。
④保存する際は、粗熱が取れてから具と汁にそれぞれ容器に分けて入れ、冷蔵庫で保存してください。
いかがでしたか?簡単に出来て、しかも嬉しい効果がいっぱいの野菜スープ、活用しない手はないですね。
レシピ通りではなくても、好みの食材で、好みの味付けで作れば大丈夫です。楽しみながら毎日の食事に取り入れていきましょう。
文:編集部ライター Y.F