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脱・ダイエット依存!「痩せたい願望」に隠された真実とは

こんにちは、コラムニストの愛子です。

現代の日本人女性のほとんどが、1度や2度はダイエットを経験されているのではないでしょうか?

中にはダイエット依存に悩む女性もたくさんいらっしゃいます。あなたは大丈夫ですか?

スリム=美しい、そう感じるのはなぜなのでしょう。

今回は、スリムな体の奥に何を見出し私たちは痩せたいと思うのか、どうすればダイエット依存から抜け出せるのかについて迫ります。

現代の日本では「スリムな体型=豊かさの象徴」

現代の日本では「美しい=スリム」という概念が定着していますが、ふくよかな女性が好まれる国もあり、日本でもその方が好まれた時代がありました。美的感覚は、なぜ国や時代によって異なるのでしょうか。

もちろん理由は1つではありませんが、美の基準と食糧の豊かさは密接に関係しているという説があります。食糧がなければ、痩せているということは貧しさの表れとされ、ふくよかであることは豊かさの象徴となるのです。

反対に食べ物がいくらでも手に入る現代の日本では、スリムな体型は質の良い食事をとっているとういうこと、つまり豊かであることの象徴となっているのでしょう。

安く手に入り、すぐに空腹を満たしてくれる食品のほとんどが、高カロリー、高糖質、高脂質の太りやすいものではありませんか?だから現代の日本では、太っている=質の悪い食事を食欲にかまけてとっている、様々な意味で貧しいと感じてしまうのです。

痩せていないと不安なワケ

多くの日本人女性が痩せたいと願う裏には、豊かに生きたいという気持ちが隠れていたのですね。体型が分かりやすくそれを表現しているため、豊かさを実感出来ない場合、体型だけに固執してしまうことがあります。それがダイエット依存の始まりです。

もちろん綺麗になりたいという気持ちは素晴らしいですが、健全な美意識の範囲を超えてご自身がつらくなるほど体型に執着してしまっているのなら、一度ゆっくり本当に欲しいものは何なのかを考えてみてください。

痩せていないと不安になるのは、広い意味での豊かさを感じられていないからです。

現代の日本人女性にとって「豊かさ」とは

では、豊かさとは何なのでしょうか?

人それぞれの答えがあるかと思いますが、衣食住に困ることが少ない現代の日本における豊かさとは、質の良い食事や、やりがいのある仕事、愛する人との時間、没頭できる趣味などを楽しみ、人間らしく文化的であることを指すのではないでしょうか。

堅苦しい言い方になってしまいましたが、大層なことでなくていいのです。本当に心を満たしてくれる幸せは、目の前のことに集中し日々の暮らしを大切にすることで手に入れられるのです。

容姿は内面を映し出す鏡です。ダイエットは心から!体型から豊かさを手に入れようとしなくても、真に満たされれば勝手にスリムな体はついてくるはず!

最後に

いかがでしたか?

どこまでが健全な美意識で、どこからがダイエット依存なのかの判断って難しいかもしれませんね。

周りからは辛そうに見えても、自分では気づいていないことも多いかと思います。

1つの判断基準として、太ることが怖い、痩せていないと不安、そういうネガティブな気持ちからダイエットに励んでいるのであれば、それはダイエット依存かもしれません。

痩せたら何が手に入ると思っていますか?それが、あなたの本当に欲しいものです。

執筆者

愛子 コラムニスト/モデル
ダイエット歴は10年以上。芸能のお仕事を始めてからはますますストイックに。ストレスをコントロールしきれず、長い間「過食症」でした。こんなに頑張っている私は全然報われないのに、スリムで魅力的な方ほど、食べたいものを我慢していないのは何故?その答えが「心」の在り方、「脳」の状態だと気づいてから、私の苦悩は緩やかに終わりを迎えました。

長年、食べ物で埋めていた穴を、本当の意味で満たしてくれるものって一体何なのだろう?私が本当に欲しいものって何?私は今、それを見つける宝探しの真っ最中です。私にとって書くことはその1つだと思っています。私の経験が皆様のお役に立てることを願って、心を込めて書きます。

皆様、一緒に綺麗を楽しみましょう!

《資格》
・心理学検定1級
・ダイエット検定1級
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提供元:    美LAB.



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