ダイエットを始めようと思った時にまず始めることのひとつに食事制限がありますね。最初はモチベーションも高く、我慢して食べる量を抑えていても、だんだんとストレスが溜まってきて結局ドカ食い。今までの努力を無駄にしてしまい、落ち込んでしまう方もいると思います。
でもお腹が空くことは当たり前、それは仕方のないことなのです。
そこで今回は、あなたの脳を騙して「もう満腹」と思わせてしまう魔法のテク3つを、格闘家兼ライターの國友俊介さんにお聞きしました。國友さんは試合前に行う減量でもこのテクニックを使っているそうです。
■1:食事前に糖分を取る
脳は血液中の糖の値によって空腹、満腹を判断しており、空腹時はその値が下がっている状態です。なので食事の30分前にチョコレートや甘いコーヒー等を少量口に含み、あらかじめ血糖値を上げておきましょう。そうすればいつもより早い段階でお腹いっぱいになるはずです。
■2:唐辛子が胃を騙す
辛いものと言えば食欲を促進してしまうイメージがあるかと思いますが、じつはダイエットに効果があるんです。汗がたくさん出て体重が減る、というような単純なものではなく、唐辛子に含まれる“カプサイシン”という辛味成分がなんと脳の満腹中枢を刺激してくれるのです。
■3:プラセボで相乗効果
プラセボ効果とは、効果の全く無い偽薬でも患者が「飲めば治る」と思い込んでいることによって症状が良くなっていくような作用のことを言います。
逆に上記2つのことを実行したとしても効かないと思いながらやっていては良い結果は望めません。
糖分やカプサイシンで満腹中枢を刺激し、さらにプラセボ効果で脳を騙しましょう。
以上、脳を騙して「もう満腹」と思わせてしまう魔法のテク3つをご紹介しましたが、いかがでしたか?
食事制限というものはとてもつらく、がむしゃらにやっていても上手くいかないもの。ダイエットは頭を使うことでより楽に確実に成功できるものなのです。