初夏~9月頃までが旬の甘くておいしいトウモロコシ。
トウモロコシは食物繊維が豊富で栄養バランスも良く、腸活や健康的なダイエット、美肌作りにイチオシの食材!
日本では明治時代から本格的な栽培が始まり、今では夏の風物詩ともいえる夏野菜のひとつに。
今回はそんなトウモロコシのインナービューティーパワーと美味しいトウモロコシの選び方や保存方法についてご紹介します。
●ポッコリお腹や肌荒れ予防に
トウモロコシにはセルロースという食物繊維が豊富に含まれています。セルロースは不溶性食物繊維で水に溶けにくく、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にしてくれるため便通の改善に役立ちます。
便秘がちで常にお腹がポッコリ、吹き出物など肌荒れが気になるという人にはまさに救世主的な存在です!
●代謝の良いカラダ作りに
トウモロコシにはエネルギー源となる炭水化物・脂質・たんぱく質がバランスよく含まれていおり、亜鉛や鉄分など不足しがちな栄養素も豊富。
また糖質やたんぱく質の代謝をサポートするビタミンB1やビタミンB2も多く含み、余分な糖分や脂質をためこまず代謝(巡り)の良いカラダを作ってくれるので、ダイエット中の人も栄養の偏りやカロリーを気にしすぎることなく安心して食べることが出来ます。
●高抗酸化作用で美肌作り、冷え予防にも
トウモロコシには抗酸化ビタミンの代表であるビタミンEも豊富。ビタミンEは細胞老化の原因となる活性酸素の働きを抑え元気で美しい細胞作りをサポート。
紫外線ダメージからお肌の細胞を守り、シミやシワなどの肌トラブルを防ぎます。血流を良くする働きもあるので血色の良いお肌作り、冷え予防の強い味方でもあります。
●トウモロコシの選び方と保存方法
トウモロコシは黄色い粒がギュッと詰まって張りがあるもの、褐色のヒゲがたっぷりとついているもの、葉の緑が鮮やかなものが新鮮で糖度が高く美味しい証拠。
収穫後2〜3日で鮮度が急激に落ちてしまうため、購入後は早めに食べるのが鉄則。すぐに食べきれない場合は加熱してから輪切りにしたり粒を削いで、ラップに包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍保存を。
加熱は電子レンジ(600W)ならラップをして3分、ボイルなら水から茹でて沸騰後3分でざるに上げましょう。
これからますます美味しくなる栄養満点のトウモロコシ。旬の食材パワーを取り入れてカラダの中からキレイと元気を磨き、夏美人を目指しましょう!
(國塩 亜矢子)