夏本番まであと少し。肩を出したタンクトップや少し短めのスカートを素敵に着こなすために、あともう1キロくらい痩せたい……。そう思っている人も多いのではないでしょうか。
ダイエットには食事が大きく関係しますが、カロリーにこだわるあまり食事の質をおろそかにしたりしていませんか?
食事のちょっとした習慣を変えること、それだけでも実は体重を減らすのには役立つんですよ。
そこで今回は、「あとマイナス1キロ」を叶えてくれる食事のゆるルールを3つご紹介します。
■グルテンは1日1回に制限!
パンやラーメン、うどん、パスタなどの麺類に、お好み焼きやもんじゃ焼きなど、小麦粉を主体とした食事って美味しいですよね。
しかも手軽にお腹がいっぱいになるものばかりで、毎食かならず食べているという人も多いのではないでしょうか。
でも、実は小麦粉主体の食事はダイエットには不向きなんです。
パンやうどんなどを例にとってもわかるように、小麦粉主体の食事は単体でお腹がいっぱいになってしまうものが多く、連続して食べればタンパク質や野菜など必要な栄養素がとれなくなる恐れも。
カロリーも高いものが多いので痩せたいのであれば、小麦粉のグルテンを使った食事は1日1回に制限するようにするようにするといいですね。
■飲み会30分前に野菜ジュースを飲む
消化吸収に時間がかかる食物繊維が豊富な野菜を最初に食べる「ベジファースト」は血糖値上昇を抑制しダイエットにも有効だと言われています。
でも自分でメニューや場所を選べない飲み会で「ベジファースト」ってちょっと難しい時もありますよね。
そんな時は飲み会のはじまる30分前に野菜ジュースを飲めばOK!
カゴメによると、野菜ジュースを食前30分前に飲むとベジファーストと同じく血糖値の上昇を抑制してくれる働きがあるのだそうです。
血糖値とダイエットって一見無関係と思われがちですが、そうではありません。
食事をして上がった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されますが、その過程で糖分を脂肪に変えてしまうのだそうです。
血糖値が急上昇すれば、インスリンが過剰に分泌され、変換された脂肪をため込むのに拍車がかかってしまいます。
そうしないためにも、飲み会の前は野菜ジュースを飲むのが◎ですよ。
■よく噛んで食べる
学校食事研究会によるとよく噛むことは、食べ物を充分摂取したという満足感に繋がって肥満防止に役立つのだそうですよ。
早食い傾向にある人は、食事によく噛まないと飲み込むことができない根菜などを意識してプラスするようにすると◎! 必然的によく噛むことに繋がるのでおススメですよ。試してみてくださいね。
いかがでしたか? どれも普段の食生活を意識していれば簡単にできることですので、ぜひ試してみて下さいね。
(生井 理恵)