■脂肪燃焼系ダイエット成分（1）「αリポ酸」
αリポ酸は、ただ脂肪を燃やすだけではありません。
脂肪を燃焼しやすくする体を作るのにも役に立つのです。また、αリポ酸は、ビタミンCやビタミンEの400倍もの抗酸化作用があるといわれています。
疲労回復、肌の老化の防止、むくみ、冷え性の改善、シミやシワにも効果がある万能の成分とも言えます。
基本的に、αリポ酸は体内で生成されます。
ビタミンやミネラルを欠かさずにバランスのとれた食事を摂っていれば不足することはないそうです。新陳代謝の促進や体脂肪の増加抑制効果が高く、太りにくい体作りにも有効なので、ダイエットのために利用する方も増えてきました。
■「αリポ酸」をどうやってダイエットにとり入れる？
点滴などでαリポ酸を体内に入れる医療機関もあります。
ただ、点滴の場合は人によって吐き気や嘔吐、頭痛などが発生する場合があるので注意が必要です。また、αリポ酸サプリメントを服用して、低血糖に陥る方もいるので、体調が悪くなったらすぐに摂取を中止してください。
αリポ酸を取り入れたからといってすぐにダイエット効果が出てくるわけではないのだそう。αリポ酸と適度な運動などを組み合わせることで、初めてダイエット効果が期待できるそうなので、ぜひチャレンジしてみましょう。
●歳を過ぎると「αリポ酸」減少？
■脂肪燃焼系ダイエット成分（2）「コエンザイムQ10」
人間が動くためのエネルギーは、ミトコンドリアの中で作られます。
ミトコンドリアの中に取り込まれた脂肪酸を、コエンザイムQ10が燃やしてエネルギーに変換するので、人間は身体を動かすことができます。
このエネルギーを作りだす力を応用すると、脂肪の燃焼につながり、ダイエット効果が現れるというのです。
増えてしまった脂肪を燃やすには、体内で作られるコエンザイムQ10だけでは足りないため、サプリメントなどの外部から補わなければなりません。
■「コエンザイムQ10」を使ったダイエット法
ミトコンドリアの中にたくさんのコエンザイムQ10があれば、それだけ脂肪を燃やすことができます。
しかし、量的にたくさんのコエンザイムQ10を摂取しただけではダイエットにはなりません。運動と正しい食事とコエンザイムQ10が揃って、はじめて脂肪も燃焼し始めるのです。
やはり、適度な運動をすることで脂肪は燃やされていくので、「コエンザイムQ10」もサプリメントをとり入れるだけではなく、運動と組み合わせていきましょう。
コエンザイムQ10の働きと効果？
■脂肪燃焼系ダイエット成分（3）「キノコキトサン」
キノコキトサンには脂肪を減らす作用があります。脂肪へのアプローチ方法は、脂肪吸収を妨げることと脂肪燃焼の2つがあります。
キノコキトサンは小腸内で脂肪を吸収する役割をする膵臓リパーゼを阻害して、脂肪の吸収を阻止します。つまり脂肪の多い食事をとるときに、キノコ料理を一緒に食べると脂肪の吸収は少なくなるということです。
もう1つの脂肪燃焼作用については、キノコキトサンのどの部分が脂肪の燃焼に関係しているのか現在はまだハッキリ分かっていません。
しかし、キノコキトサンのサプリメントを1日に一定量を服用する実験では、平均して0.9％から1.8％も被験者の体重が減少したことが分かっています。
その名のとおり、きのこに含まれる成分「キノコキトサン」。脂肪吸収の抑制と脂肪燃焼の2つの効果が期待できるとしたら、ダイエット女子にとっては最強の味方になってくれそうです。
■「キノコキトサン」を摂る方法は？
サプリメントでキノコキトサンを摂る方法もありますが、食事からも簡単に摂取することができます。
1日に食べるキノコの量は100gから150g、目安としてはスーパーなどで売っているパックの半分から1袋です。
料理のコツとしては、「キノコキトサン」は水溶性のため、キノコは洗わないで軽く火を通すといいそうです。日常で手軽に取り入れられるので嬉しいですね。
200年前に発見？キノコキトサン
■脂肪燃焼成分を使って「燃焼力」をアップ！
脂肪燃焼と聞くと、かなりハードなイメージを持ってしまいがち。でも、脂肪燃焼成分と適度な運動を上手く取り入れれば、簡単に脂肪は燃やすことができます。今年の夏までにスリムな体を手に入れちゃいましょう。
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