こんにちは!ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
女性と男性における決定的な違いが、ボディメイクでも違いを生むことはお話しした通り…特に「生理」に関してしっかり考えるべきであるということをお伝えしました。
①生理前(ダイエットしにくい)
②生理中(ダイエット準備)
③生理後(ダイエットがうまくいきやすい)
ということでした。
今回は、①の期間について、ダイエットにおける考え方や対処法をお話ししていきます。
生理前のダイエット
まず、①の生理前の期間ですが、この時期は女性なら誰しも経験があるように、便秘やむくみなどが起こりやすく、老廃物を溜め込みやすい時期になります。
体重の増え幅が1kg、場合によっては2kgくらい出ることもあります。この時期は数字に惑わされずに「こういう期間なんだ」とドンと構えておく必要があります。
それは、PMS(月経前症候群)により精神的な変化が激しく、イライラしやすい時期なので、暴飲暴食の引き金になりかねないからです。
せっかくダイエットが順調でも、精神的なイライラで元に戻ってしまっては、今までの苦労が水の泡になります。
イライラしてしまったら…
イライラして食欲が高まることを防ぐために、たくさんの野菜やキノコなどを切ってスープを作ってはどうでしょう。
噛みごたえがあり満足感も出ますし、便秘解消に役立つ食物繊維やイライラを鎮めてくれるミネラルも摂取できますので、ぜひ試してみてください。
むくみが気になる…
むくみが気になる時は塩分の多い濃い味付けの料理を控え、果物や海藻系食材でカリウムを摂取していきましょう。カリウムには体内の余分な水分を排出する役割があります。
そして、この期間の一番のポイントは最初にお話しした通り、「体重増加をあまり気にしない」ということです。
増えるのは通常のことだとしっかり認識し、メンタルを左右されないようにしましょう。
加えて、月経による出血もあるので鉄分不足になりやすい時期です。しっかり食材やサプリメントで補っておきましょう。
運動に関しては、ピーク時よりも若干抑えめにされても良いかもしれません。この時期はストレスを溜め込むことを一番防ぎたいので、「無理をしない」ということを念頭に置いてください。
PMS症状が強い場合、腰痛や腹痛なども引き起こすので、この期間はダイエットを頑張った休息期間とするのもOKです。
この期間をしっかり乗り越えることができれば、ダイエット成功はかなり見えてきますので、頑張ってみてください。
文:リズムアンバサダー 岩成隆邦