20代の頃は効果がでていたダイエットも、30過ぎるとなかなかうまくいかず、気付けば万年ダイエッターになっているなんてことも。
加齢とともに「痩せにくい体になってきたな……」と感じる一方で、大鵬薬品工業が実施した「“30代からのダイエット”に関する意識・実態調査」によると、自分自身の生活習慣にも反省することがあることが判明しました。
そこで今回は『WooRis』の過去記事を参考にしつつ、同調査から自分の生活習慣で“脂肪がつきやすい”と感じることを、ランキング形式でご紹介いたします。
■5位:間食が多い
この調査では、今ダイエットに取り組んでいる(または取り組みたいと考えている)30~50代の女性を対象にしており、そのうちなんと89%が「自分の生活習慣は“脂肪がつきやすい”」と思っていると回答。
では具体的に、自分のどんな生活習慣を脂肪がつきやすいと感じているのでしょうか? 5位に選ばれた生活習慣は、“間食が多いこと”でした。
たしかに、間食はダイエットの敵といえそうです。さらにその間食が“多い”となると、ちょっと見直したくなりますね。
間食を防ぐコツとしては、『WooRis』の過去記事「その1口がデブのもと!間食による激太りを防ぐ方法6個」でご紹介していますので、今一度おさらいしておきましょう。
(1)目につきやすいところにお菓子を置かない
(2)お菓子のかわりにフルーツの盛り合わせを常備する
(3)カットフルーツを常備しておく
(4)残りものは一食ずつ分けて保存する
(5)冷蔵庫よりも冷凍庫を活用する
(6)冷蔵庫内の配置を工夫する
ちょっとした工夫で、間食をローカロリーなもので代用したり、間食しない生活ができるかもしれません!
■同率3位:“早食いである”と“満足するまで食べてしまう”
同率で3位は「早食いである」「満足するまで食べてしまう」となりました。
食事時間が20分以内であれば、あなたは立派な“早食い”です。しっかり噛めば、満腹中枢も刺激されて食べ過ぎも防ぐことができますので、噛むことに意識をもっていければ“早食い”と“食べ過ぎ”の両方を防ぐことができます。
また、噛むことは表情筋を鍛えられますので、リフトアップも期待できるという特典つきですよ!
■同率1位:“甘いものが好き”と“運動不足”
同率1位で「甘いものが好き」「運動不足になりがち」という結果になりました。
「甘いものが好き」は趣向の問題ではありますが、“砂糖”のもつ恐ろしい特性が大きく影響しています。
『WooRis』の過去記事「スイーツ好きは要注意!砂糖が及ぼす“体への悪影響”5つ」でもご紹介している通り、砂糖の摂取量が多いとさらに砂糖を欲する中毒症状が起こります。また砂糖の過重摂取は、満腹と感じるサインもでにくくなるため“食べ過ぎ”てしまうんだとか。
普段から砂糖の摂取量を気にかければ、「甘いものが止まらない!」なんて事態は避けられるかもしれません。
運動不足にいたっては、ダイエットを考えるなら面倒でも腰をあげてほしいところ。「時間がない!」という方は、テレビを見ながら腹筋したり、歯磨き中はつま先立ちにするなど、“ながら”運動をとりいれましょう。
わずかな時間と思っても、あらゆる場面で意識をすれば効果を発揮してくれますよ!
いかがでしたでしょうか? 上位5つのうち、4つが食生活に関するものとなりました。やはり食の誘惑は大きいですね。
染み付いてしまった生活習慣の改善はなかなか難しいですが、“脂肪が付きやすい”と意識できているのであれば、そこに少しの工夫くらいは加えていけるはず。
生活習慣が変われば、ダイエットをしなくていい人生が待っているかもしれませんね!
(ライター 沖田かへ)