ダイエット中はなるべく自炊して、カロリーをコントロールするのが基本です。
でも忙しい時は、昼食をコンビニで買った物で済ませざるを得ないときがありますよね。
そういうとき、栄養のプロである管理栄養士や栄養士は、どのようなことに気をつけてコンビニ食品を選んでいるのでしょう。栄養士・管理栄養士コミュニティ「エイチエ」で実施したアンケートの結果から、ダイエット中におすすめのコンビニランチについてご紹介します。
ダイエット中のコンビニランチ、気をつけたい5つのポイント
1.炭水化物を摂りすぎない
麺類やご飯、パンなど炭水化物だけにならないようにします。お弁当でもご飯が多い時は残しましょう。菓子パンもNGです。
2.品数を増やしてバランスを整える
お弁当ならおかずの数が多いものを選びます。チーズやヨーグルトなどの乳製品、春雨スープや味噌汁などの汁物を別に購入しても良いでしょう。
3.野菜の入ったものを選ぶ
お弁当やサンドイッチでは、野菜が多く入ったものをチョイス。野菜が不足しているときは、サラダを付け足しましょう。ドレッシングはノンオイルタイプで。
4.カロリーや塩分、脂質をチェックする
ただ何となく商品を選ぶのではなく、記載されているカロリーや塩分、脂質の表示を見る習慣を付けましょう。意外にカロリーが高かった、ということも多いはずです。
5.ドリンクでも調整する
飲み物でも栄養が採れるよう、野菜ジュースや豆乳を選びます。脂質が気になるときは、脂肪の吸収を抑える黒烏龍茶などもおすすめです。
参考にしたい!栄養士が選ぶコンビニランチの組み合わせ
■おにぎり+主菜(焼魚やハンバーグ)+副菜(青菜のおひたし)+インスタントみそ汁
主食、主菜、副菜を揃えた理想的なメニュー。温かいお味噌汁で満腹感も得られるようにしています。
■鮭おにぎり+グリルチキン+サラダ+豆乳
揚げていないグリルチキンは唐揚げよりヘルシーでダイエット向き。サラダや豆乳で品数を増やしましょう。
■チキンやシーフードの入ったパスタサラダ+具だくさんのスープ
一品で野菜と、チキンやシーフードのたんぱく質が摂れるパスタサラダ。さらに温かいスープを加えて代謝をアップさせ、たくさんの具で腹持ちも良くしましょう。
■おにぎり+おでん+野菜ジュースかヨーグルト
おでんは練り物ではなく、卵や大根、はんぺん、ロールキャベツなどを選びます。おにぎりも鶏五目など、具の多いものを選ぶのがおすすめです。
■野菜が多めのサンドイッチ+ヨーグルト+野菜ジュースまたはスープ
サンドイッチはカロリーの低いものを選び、ヨーグルトで満足感を上げます。さらに野菜ジュースかスープをプラスして、栄養バランスが取れるようにしましょう。
栄養士さんたちはカロリーの低さだけに重点を置くのではなく、栄養バランスの取れたメニューを心がけ、美容にも良い食事をセレクトしていることがわかりました。最近のコンビニはメニューも豊富で、一品物の惣菜やフルーツなども充実しています。おでんやカップスープなどもうまく利用しながら品数を増やしている栄養士さんたちのコンビニランチ、私たちもぜひ真似したいですね。