筋トレで効果的に消費カロリーを増やすためには、どうすればいいのでしょうか。
回数を多くすればいいのか、時間を延ばせばいいのか、有酸素運動との組み合わせ方は?
これらの疑問を解決するために、筋トレの運動効果と消費カロリーについてまとめたいと思います。
筋トレの運動効果とは
筋トレでは、回数よりも負荷をかけていることを意識した方が、運動効果を得られます。
また、腹筋よりもスクワットなどのように、大きな筋肉を鍛える運動の方が、カロリーを消費することができます。太ももの筋肉は身体の中でも一番大きく、カロリー消費量が最も多いことが知られています。
しかし、筋トレで運動効果を上げるために注意しなくてはいけないことがいくつかあります。
例えば、空腹時の筋トレやきついウォーミングアップを行った後の筋トレは、筋肉を動かすエネルギーである糖質不足となり効果が減ると考えられています。
また、食後の筋トレは、体の血液が筋肉へ運ばれてしまうため消化管に血液が足りなくなり消化不良になるのでやめましょう。
筋トレで消費カロリーを増やすには
筋トレ10分間の消費カロリーは、鍛える筋肉の種類にもよりますが、約70〜80キロカロリーです。
ダイエットや適度な運動には有酸素運動が良いといわれており、筋トレは無酸素運動だから必要ないと考えている人もいますが、そんなことはありません。筋トレの中には、有酸素運動の2倍の消費カロリーのものもあります。
有酸素運動との組み合わせ方
忙しくて時間がない人は、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動を優先した方がいいですが、時間があるようであれば、有酸素運動と筋トレを組み合わせると、最も消費カロリーが増えることになります。
また、筋トレを行うと、体脂肪が分解されている状態が数時間続くので、筋トレの後に有酸素運動を行うと、分解されている脂肪を燃焼させることができるのです。
分解された脂肪は使われないとそのまま体脂肪に戻ってしまうので、ぜひ筋トレ→有酸素運動の順番で行って、消費カロリーを増やしましょう。
文:編集部ライター D.I