■なぜバストケアが必要?
バストケア?大半の女性は、気になるけど何もしたことがない、どうして良いのかわからない、というのが本音でしょう。でもバストのお悩みを持っている方は多いのです。
私のサロンにも、人には言えないバストの悩みを解決したいお客様がたくさんいらっしゃいます。
■バストをもっと大きくしたい。
■離れているバストが嫌。形が悩み。
■下垂している。
■大きすぎて太って見えてしまう。
など、お悩みは様々です。
水着のキャンペーンガールをしていた頃は、特にバストの悩みはありませんでした。むしろバストはついているもので、大きさは生まれつきとか、遺伝だから仕方がないと思っていたぐらいです。
ところが、無理なダイエットとリバウンドの繰り返しをしていると、まだ20代なのにバストがしぼんでデコルテラインのシワが目立つようになりました。太るとバストはサイズアップすることが分かったのも、この頃です。
さらに出産後、授乳しながらの生活で、全身鏡のなかに、見事な三段腹に垂れたバストが乗っている自分の姿を見た時、もう女としての人生は終わった、これからは母として生きていく!と思わず決意してしまいました。
それでも、この前まで芸能界でモデルをしていた生活とはかけ離れ、あまりにひどい身体になってしまったことが悲しくて、子育てをしながらボディケアの研究を始めました。
三段腹より、太い足よりも気になったのが、バスト。しぼんで、垂れてしまったバスト。
■女性としての魅力を取り戻すために
下着もほとんど着けずにいましたが、バストをマッサージして、補整下着を着用する日々を開始。すると1週間もすると、たちまち見た目も形も変わってきたのです。
バストマッサージをいろいろ試し、背中や二の腕、お腹の肉まで寄せてブラジャーにしまいこむ。ただこれだけで、体重は落ちていないのに見た目が変わり、周りの友人から痩せた?と言われるようになりました。
上半身に散らばっている余計なお肉をまとめて、しまいこむ。ただそれだけで、ダイエットして頑張ったように見えるなんて、これは大発見と、気分屋の私は調子に乗りました。
■フランスではバストこそ女性の魅力
そこで、一念発起。フランスにバストケアの勉強をしに行きました。バストケアの商品もバストに対しても、日本では12年前は知識が少なかった時代です。フランスでは、太ももからバストまでお肉を動かす方法や、下着の選び方など、たくさんの勉強ができました。
ヨーロッパの女性はディナーに行くとき、バストを強調するドレスアップをします。身体のサイズがとても大きく、日本サイズの洋服は絶対に入らないような体型の方でも、皆さん、バストをアピールする洋服を着ています。
初めは本当に不思議でしたが、それが本当にかっこよく見える。いろいろ方に聞くと、バストは女性であることを最大限にアピールできるポイントよ。
今出さなくていつ出すの!!
さおりももっとアピールしなさい!と言われました。
さらに別の女性には、もっとあなたは太らなきゃ!子供みたいな体型をしてるから、セクシーじゃないわ!と。唖然。
太りすぎて、三段腹にタオルを挟み、汗疹の予防をしていた私に衝撃が走りました。もっと太らないとセクシーじゃないって?
その時、どんなに太っていても、バストに高さを出してメリハリをつければ、スッキリ見える。これが大人の女性のかっこ良さだ!と気づきました。体重は人に言わなければ分かりません。なによりもメリハリなのです、大切なのは。
ケアをするだけで、たった1週間で形もサイズも変わることは、私のバストで実証できました。後は、短時間でも毎日形づけのケアを続けることです。
■バストケアをするメリットとは?
バストケアを、大きくしたい人だけがするものと思っていませんか?違いますよ、皆さん!バストケアをすると、こんなにいいことだらけなのです。
・細くすっきり見える。
・バストの位置が上がると、若々しく見える。
・腕や脇のお肉もバストへ持っていくので、二の腕が細くなってくる。
・姿勢が良くなって胸元が広がることで、小顔効果。
・肩こり解消。
何もしてこなかったからこそ、たった1分でも毎日ケアすれば、驚くほどの結果がでます。
ただクリームやオイルだけの保湿なんてもったいない。
苦しいダイエットをする前に、上半身に散らばったお肉を全部バストに集めて、メリハリのある、魅せるボディを作りましょう!!
(ビューティマスター / 小野砂織)