こんにちは!「身体が変われば人生が変わる」ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
先日のダイエットの基本原理の記事、<<摂取カロリーと消費カロリーの関係〜>>にたくさんの反響があったようで、大変恐縮ですが…、今回から「基礎代謝」について、3回にわたってお伝えしていこうかなと思っています。
本日は、「基礎代謝と筋肉量」がテーマです。
基礎代謝は、じっとしていても寝ていても消費するカロリー
そもそも、基礎代謝とは何か、基礎代謝量 年齢別平均等を織り交ぜながら、筋トレをするとなぜ痩せやすくなるのかについて、基礎代謝と筋肉量を観点からご説明いたします。
基礎代謝は、じっとしていても寝ていても消費するカロリーのことです。
人間の身体の中の様々な器官でこれらは発生していると以前の記事でお伝えしましたが、主に筋肉と内臓が挙げられます。
基礎代謝は年齢を重ねていくにつれて落ちる
基礎代謝は、人間誰しも持っているものです。しかしこの数値、年齢や性別によっても違ってくるということを、ご存じでしたか?
下記に年齢別基礎代謝量(平均)の違いを、男女別に記載しますのでご覧ください。
単位:kcal/日
出典)「第6次改訂日本人の栄養所要量について」厚生労働省
基礎代謝量 年齢別平均
男性と女性を同年代で比較してみると、男性のほうが高い値が記してあります。また、同性で年齢別に比較した場合、年齢が若い世代のほうが高い値になっています。この差は一体どこから生まれるのでしょうか?
加齢による筋肉量の低下が、基礎代謝の低下を引き起こす
その多くが「筋肉量の違い」によるものです。
つまり、同じ身長で同じ体重の人でも、筋肉量が多い「締まったカラダ」のほうが「基礎代謝量が高い」ということになります。
また、年齢を重ねると、基礎代謝量が低下する理由も、筋肉が衰えて減少することが原因です。男性と女性を比較しても、一般的には筋肉量は男性のほうが多いため、基礎代謝量も女性より男性のほうが高い数値を示しているわけです。
筋トレをすると痩せやすくなる
ですので、「筋力トレーニング」を継続的に行っていき、加齢による筋肉量の低下を防ぐことが、基礎代謝の低下を防ぎ、ひいては上昇につながるということです。つまり、
筋トレ=痩せやすい・太りにくいカラダになる
という図式が成り立つのです。
しかも筋トレは、痩せやすいカラダを手に入れると同時に、メリハリのある素敵なボディラインも手に入ります。美しい曲線美を描くくびれやヒップライン、引き締まった太もも、猫背とは無縁の美しい姿勢、女性として憧れのボディを手に入れることができるのです。
ここまでは、基礎代謝と筋肉量の関係についてお伝えしました。ぜひこの記事を読んでいただいた皆さんには、筋力トレーニングに励んでほしいものですね。
次回の2回目は、<<冬は基礎代謝が高く、夏より痩せやすい>>というテーマの話で基礎代謝アップについて、引き続きお話します。
文・写真提供:リズムアンバサダー 岩成隆邦