こんにちは!ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
夏も終わり秋冬シーズンに突入しましたね。ファッション誌に目を通すと、長袖のコートやジャケットのコーディネートが数多く見られます。僕だって、年中半袖なわけではなく、ちゃんと厚着もします(笑)。
身体が服で覆われると、ダイエットやボディメイクも油断しがちになる傾向が感じられます。自分のボディラインを容易に隠すことができちゃいますからね。
ただでさえ飲み会シーズンの冬は、摂取エネルギーが増加傾向にあります。
基礎代謝が上がる季節とはいえ、過度なエネルギー摂取には気をつけないといけません。忘年会にクリスマス、新年会や年末年始の帰省など、イベントが目白押しの時期、お酒を飲む機会も増えますね。
一様に、皆さんはこう思うでしょう。
「せっかくの飲み会も楽しみたい、でも、ダイエットも諦めたくない」と。
ダイエットは継続することが大切なので、こういった飲み会もうまく乗り切る強い意思が必要です。空気を壊さず、楽しく、そして身体もシェイプする。これこそ「かっこいい」ですよね!
ダイエット中に飲むならコレ!
それでは具体的に考えていきましょう。
お酒にはまず、「醸造酒」と「蒸留酒」の2種類が存在します。
「醸造酒」
原料を酵母によりアルコール発酵させて造られたお酒。アルコールと糖質が含まれている。
・ワイン
・果実酒
・ビール
・日本酒
など
「蒸留酒」
醸造酒を蒸留して造ったお酒。純粋なアルコール。
・ウイスキー
・焼酎
・ブランデー
など
ここまでを見て、もうピンときた方もいらっしゃると思います。
どちらのお酒が太りやすいのか?
どちらのお酒が太りやすいのか?
答えは、醸造酒。糖質の含まれている醸造酒のほうが太りやすくなります。
蒸留酒には基本的に糖質は含まれていないので、余計な糖質の摂取を抑えることができるのです。ビールが好きな方、日本酒やワインが好きな方は、要注意です。
お酒を多めに飲まれる方は、ご自身の飲まれている醸造酒と蒸留酒の割合をチェックしてみましょう。
ずっとビールを飲まれる方は、最初の乾杯の1杯だけをビールにしてみたり、日本酒好きな方は焼酎に切り替えたりと、対策はいろいろあります。お酒の飲み方や飲む量、頻度は本当に個人差があるので、この対策も個別に考えていかないといけません。
ちなみに、僕はオフ期の飲み会でも、最初からずっとハイボールを飲んでいます。ビールは飲んでも最初の1杯だけです。オンの減量期は、飲んでもハイボールか焼酎、そしてチェイサーを横に添えてアルコールを薄めるよう努めます。もちろん、コンテストが近づくにつれて禁酒はしますが。
ダイエット中でもお酒を飲みたいという方には、「蒸留酒」をチョイスすることをオススメします。ですが、いくら蒸留酒とはいえ、飲み過ぎると肝臓などの内臓に負担がかかります。それによって生体反応(脂肪燃焼や筋肉の合成)を阻害したりするので、ダイエットには不利な状況になります。
飲み過ぎは基本的にNGなので、そこはお忘れなく!
文・写真提供:リズムアンバサダー 岩成隆邦