あなたは朝食をしっかりと食べていますか?
朝は忙しくて食べられないという人もいれば、ダイエットのために朝食を食べないという人もいるかもしれません。
しかし、最近ではダイエットには朝食を食べたほうがよいと言われています。
そこで今回はダイエットをするためにも朝食が必要な理由と、ベストな朝食の組み合わせを過去記事の中から厳選してご紹介します。
■朝と夜では4倍も違う!?ダイエットに朝食はマスト
私たちの身体に備わっている体内時計は、きっちり24時間区切りで動いていないため、毎朝のリセットが必要です。リセットの合図となるのが「朝陽」と「朝食」です。
朝陽を浴びることで、脳にある中枢時計がリセットされます。そして、朝食をとることで、それぞれの臓器に備わっている末梢時計もリセットされて、身体は代謝モードに切り替わります。
朝食を抜くと、この代謝モードへの切り替わりがうまくいきません。
また朝食は、これから活動を始める身体の栄養源となるため、同じ食事内容を夜食べるのに比べて、エネルギーとして消費される量が4倍になることがわかっています。
さらに、朝食を食べないと、食べる場合に比べて5倍も太りやすいという調査結果も。ダイエット中なら、太りにくい身体づくりのためにも、朝食はマストです!
■朝の糖質で体内時計をリセットし、代謝のいい身体に
食べものには、体内時計を動かしやすいものと、動かしにくいものがあるとのこと。そして「ご飯」や「パン」などの糖質の多い食べものは、体内時計を動かしやすいのだそうです。
ですから、朝に食べることで、体内時計をしっかりリセットし、代謝のいい身体作りのサポートを期待することができます。
●ダイエットにベストな朝食の組み合わせは「糖質」と「魚」
早稲田大学の柴田重信教授によれば、ご飯やパンと組み合わせることで体内時計をリセットする力が強まるのが「魚の脂」です。
糖質とタンパク質を組み合わせるだけでも、体内時計をリセットする働きが強まるのですが、なかでも魚を組み合わせると、さらに強く働き、即効性が出るのだそうです。
ですから朝食には、ご飯と魚、パンとツナといった糖質と魚の組み合わせがベストといえそうですね。
体内時計がずれると、それぞれの臓器の働きが悪くなり、代謝の悪い、余分なものを溜め込みやすい身体になるといわれています。朝食を食べて、身体のリズムを整え、代謝の良い痩せ体質を作りたいですね。
いかがでしたか? 毎日しっかりと朝食を食べて痩せ体質を作っていきましょう!
(LBR編集部)