とあるユーチューバーが発信した「沼」という食べ物を知っていますか?
それを食べればダイエットで痩せますか?
結論から言いますと、「沼」を食べても痩せませんのでご注意ください。
あれはボディビルダーの調整食です。
そしてむしろ、ガリガリで太りたい人のためのバルクアップ飯と言ってもいいです。
例えば、病院食ってありますよね。
病状によって色々ありますが、基本は柔らかく煮込んだ「おかゆ」を食べます。
なぜかと言えば、病気や手術で体力が落ちた患者さんにも、「食べやすく、少量でも消化吸収が良いように」と考えるからです。
それは単純に、「消化吸収が良い」=「太りやすい」ということでもあります。
「沼」も同じで、炊飯器の中にお米と具材と、大量に水を入れ、長時間過熱することでドロドロに煮込まれた状態になり、海藻やオクラやカレー粉の色もあいまって、まるで沼のように見える・・・という食べ物です。
しかし、先ほどお話したように、ドロドロに煮込んで「消化吸収が良い」わけですので、それは太りやすい調理法です。
そして、よく噛まなくてもツルツル食べれますので、満腹中枢が刺激されにくいのです。
また、柔らかい食べ物を消化吸収する際に必要になるエネルギーも、少なくて済みます。それはつまり、カロリー消費も少ないということです。
ではその逆に、痩せるための調理法はどうすればいいか? なぜそれが痩せれるのか? を解説します。
結論から言いますと、「歯ごたえのある固めに仕上げる」ということです。
ご飯を固めに炊くとか、固いフランスパンを食べるとか、お肉なら柔らかいハンバーグよりも、歯ごたえのある鳥の胸肉をミンチにしないで食べるということです。
それによるダイエット効果は
①よく噛むので満腹中枢が刺激されて、少量でも満足できる
②カロリーの消化吸収が良くない(減る)ので、痩せやすい
③消化吸収に必要なエネルギー(カロリー)消費が増えるので痩せやすい
ということになるのです。
もちろん、「同じ質量の原材料を使った場合」という同じ条件だった場合です。
いずれにしろ、柔らかくても固くても、食べ過ぎれば太るし、抑えれば痩せます。
そして、タンパク質(脂質)・野菜・炭水化物のバランスが重要になってきます。
後はその総量を調整しながらダイエットしていきます。
それでは、頑張って続けていきましょう(^_^)