ダイエットを目指す人にとって、ランニングは真っ先に思い浮かぶ方法だと思います。
実際にランニングは、ダイエットにも、スタイルをよくするのにも、とてもむいています。しかし、どうせなら少しでも効果的にやせられるようなランニングをしたいもの。
そこで、今回はダイエットのための効果的なランニング方法について紹介しましょう。
筋トレしてから走ろう
まず、ランニングをする前に、ストレッチや筋力トレーニングを行うことが大事です。
ランニングの前に筋トレのような無酸素運動をしておくと、有酸素運動による脂肪の燃焼力が高まります。
また、筋肉をつけると基礎代謝が上がって、運動をしなくても脂肪を燃やせる体になります。
朝食前は脂肪が燃える
ランニングはいつでもできる手軽さが魅力ですが、ダイエット目的ならなるべく朝食前に行うのが効果的です。
ランニングは有酸素運動であり、まずはブドウ糖を燃やしてから脂肪を燃やしますが、朝食前は前の食事から時間がたっているために、ブドウ糖が残っていなくて脂肪が燃えやすい状態になっているからです。
寝起きの状態では水分が失われているので、水分補給だけは忘れずにしてからランニングへと向かいましょう。
20分以上走って脂肪燃焼
ランニングを始めたら、最低限20分間は継続するようにします。
先ほど述べたように、体はまずブドウ糖を燃やしてから脂肪を燃やす仕組みになっているためです。
ダイエット目的なら、脂肪を燃やし始める前に止めてしまうのはもったいないのです。
適度な速度で効率的に
ランニング中の速度は、あまり無理をしない範囲にします。
心拍数なら50〜65%の増加、時速なら7〜15kmにおさまるくらいの速度です。
これは、話をしながらランニングしても苦しくない程度のスピード。
この程度の速度でも、十分効率的に脂肪は燃焼されていきます。
アフターケアも重要
ランニングの後はストレッチを行っておきましょう。
太ももやふくらはぎが特に疲れていると思うので、重点的にストレッチを行うと、疲労物質を押し流して筋肉痛を防いだり、疲労の回復を早めたりできます。
このようなランニングを2日に1回のペースで行うのが、最もよいといわれています。毎日走ってしまうと、筋肉疲労がたまって、あまり脂肪を燃やせなくなってしまいます。
ダイエットは長い目で
ランニングはダイエットのためにとても効果的ですが、すぐに筋肉がついて基礎代謝が上がるわけではありません。基礎代謝が上がるまでには、約2カ月はかかるといわれています。
そのため、ダイエット効果を実感するためには、2カ月以上のランニングを頑張って続けましょう。
文:編集部ライター K.K