暑くなり薄着になることが増え、身体のラインが気になりはじめる季節がやってきましたね。
真夏までには素敵なボディラインを手に入れたい!
でも「断食」や「○○だけダイエット」といった極端で不健康なダイエット法は、継続しないしもはや時代遅れ。今は「しっかり食べてキレイになる」が美女の鉄則です。
そこでおすすめなのが「甘酒」。江戸時代には夏の疲労回復に欠かせない飲み物だった「甘酒」が、美容と健康の強い味方として今再度大注目されています。今回はその魅力に迫ります。
■甘酒とは?
甘酒とは、米麹の発酵パワーを活用したノンアルコールで砂糖無添加の発酵ドリンク。特に火入れせずに作る「生甘酒」が美容にはオススメです。
オリゴ糖や食物繊維が豊富で酵素が生きているため、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれ、便秘によるポッコリお腹や肌荒れも防いでくれます。
米麹に含まれるコウジ酸には美白効果も。脂質や糖質の代謝を助け疲労回復効果が高いビタミンB群も豊富です。
米麹に含まれるアミラーゼ酵素が米のでんぷんを分解してブドウ糖を生み出すため、砂糖無添加でも驚くほど甘くておいしいです。
甘酒は砂糖代わりに料理やデザートに広く活用できます。
■生甘酒の作り方
市販の甘酒は加熱処理されているものが多いので、火入れしていない「生甘酒」を選びましょう。もちろん自宅でも簡単に作ることが出来ます。
<材料> 作りやすい分量
・生米麹 300g
・ミネラルウォーター 400ml
<作り方>
【1】麹を手でパラパラにほぐす。
【2】ミネラルウォーターを約50~60度に温める。
【3】保温性の高い水筒に入れて5〜6時間置く。途中何度か水筒を振り全体をよく混ぜる。
または炊飯器に入れて保温の状態で約60度をキープしながら5~6時間置く。途中何度か全体を混ぜる。ヨーグルトメーカーがある場合は60度に設定し5~6時間放置する。
<ポイント>
酵素が活発に働くのが50〜60度。60度以上では酵素が失活、50度以下では酵素が働きにくいので必ず60度前後をキープ!
アウトドア用の保温性の高い水筒で作れば、炊飯器を占領することもなく使いやすいのでオススメです。
いかがでしたか? 美腸美肌や代謝アップにオススメの甘酒。是非毎日の食生活にとり入れて、身体の中からキレイを磨きましょう。
(國塩 亜矢子)