どうしても“ストイックでハードな格闘技”というイメージが、先行してしまう「キックボクシング」ですが、キックボクシングにしか体験できないような楽しいこともたくさんあります。
筆者がキックボクシングを体験して感じた、楽しいことや良かったことを、ありのままにご紹介します!
1.大量の汗と一緒にストレス解消!
キックボクシングの練習では、サンドバッグやミット打ちなどで、Tシャツが絞れるくらいに大量の汗をかきます。そんな汗を吹き飛ばしながらのミット打ちは、一緒にストレスも飛んでいくようで気分爽快です。
サンドバッグをリズミカルに打てば、太鼓を叩いているような感覚で気分も高揚します!
練習の合間のミネラルウォーターは、ビール以上においしく感じるでしょう。
もちろん、練習後の適度な疲労を感じながらのビールも、また格別ですよ!
2.ドキドキ・ワクワクの連続。高いゲーム性!
キックボクシングでは、マススパーリングという、ケガをしない程度の軽い力で行う、試合形式の対人練習があります。
ケガしない程度とは言いつつも、相手のパンチやキックが当たれば、そこそこの痛みが伴うことは、想像できるかと思います。
キックボクシングでは、マススパーリングという、ケガをしない程度の軽い力で行う、試合形式の対人練習があります。ケガしない程度とは言いつつも、相手のパンチやキックが当たれば、そこそこの痛みが伴うことは、想像できるかと思います。
痛みから逃れるには、相手の攻撃をしっかりと防ぎながら、さらに自分も攻撃しなければいけません。そのためには、頭で考えながら身体を動かすことが必要不可欠。一瞬一瞬の動きを即座に決めて、動かなくてはいけません。
キックボクシングは、身体だけではなく、ゲームのように頭をフル回転させるスポーツなのです。
3.出会いが広がる!キックボクシングコミュニティ
キックボクシングジムには、業界・職種・年齢・性別を問わず、いろいろな方が通っているため、たくさんの出会いがあります。
会員さんだけではなく、ジムのトレーナーさんとの交流も、貴重な経験。ジムでの練習中は、技術向上のために、互いに会話を交わし、練習後には食事をするなど、楽しい時間を共有できます。
気の合う会員さん同士の飲み会も、楽しみのひとつ。仕事以外での新しいコミュニティが生まれるのも、キックボクシングの魅力です。
4.運動が習慣化!
キックボクシングを始めてからというもの、自身の体重や血圧などに気をつけるようになりました。たまには飲みすぎや食べすぎといったこともありますが、体重が増えてしまうと満足に動くことができなくなります。
ジムでもっと動けるように、ランニングやサイクリングを自主的に行うなど、キックボクシングを軸に、運動が習慣化し、より健康な身体になっていると実感しています!
楽しむことが健康なココロとカラダをつくる
いかがでしたか。私自身、キックボクシングを始めたのが約4年前。はじめは恐る恐る通っていましたが、すぐにトレーナーや会員さんの温かさに触れ、キックボクシングのおもしろさを体感しました。
キックボクシングの“楽しさ”が運動を継続させて、今の健康なココロとカラダをつくってくれたのだと、感じています。
文:佐久間一之