気候も良く、ゴールデンウィークは絶好の行楽シーズン。
旅行先での朝食ビュッフェや友達とのプチ贅沢バイキングなど、食べ放題に行く機会も増えるかもしれませんね。
好きなものを好きなだけ食べられることには胸が踊りますが、食欲のままに食べてしまうと後で体重計に乗って「ビックリ!」なんてことに……。
そこで今回は、管理栄養士の筆者が、食べ放題に行っても体型に影響が出ない“食べ方のコツ”をお伝えします。
気候も良く、ゴールデンウィークは絶好の行楽シーズン。
旅行先での朝食ビュッフェや友達とのプチ贅沢バイキングなど、食べ放題に行く機会も増えるかもしれませんね。
好きなものを好きなだけ食べられることには胸が踊りますが、食欲のままに食べてしまうと後で体重計に乗って「ビックリ!」なんてことに……。
そこで今回は、管理栄養士の筆者が、食べ放題に行っても体型に影響が出ない“食べ方のコツ”をお伝えします。
■コツ1:野菜と汁ものから食べる
お皿を手に取っての第一陣。ズラリと並ぶ料理に目移りしそうですが、まずはたくさん食べる前準備として野菜や汁物から取るようにしましょう。
野菜に含まれる食物繊維がその後の食事による血糖値の上昇を和らげてくれ、脂肪の蓄積を防いでくれます。
また、スープで胃を温めるとその後の消化作業を助けることにもなり、身体にかかる負担も軽減できます。
■コツ2:一度に盛りすぎない
席を立って料理を取りに行くと、つい盛れるだけ盛ってしまいがちですよね。
後になって「取りすぎた」と思っても残すわけにもいかず、結局すべて平らげてしまう……なんてことも。
食べ始めてから「それほど好きな味じゃなかった」なんてこともあるので、まずは気持ち少なめの量を取るようにし、もっと食べたいと思ったらまた取りに行くようにしましょう。
また、揚げ物や肉料理、クリームソースなどカロリーが高い食品は特に注意。
“食べる量を少なくする”と考えるのではなく、いつも以上に野菜や海藻、きのこ類を意識して多く盛るようにするのがポイント。肉・魚と野菜の割合が1:3ぐらいになるようにしましょう。
ただし、野菜といってもイモ類やかぼちゃなどは糖質が多くカロリーが高めなので、肉・魚と同じく量には注意です。
■コツ3:食べ放題の前後の食事を調整する
気をつけたいといっても、せっかく食べ放題にきているのだからといつも以上に食べてしまいますよね。
そんな時は、前後の食事で調整するのが賢い方法です。
とはいえ、食事を抜くのはNG。よく「食べ放題の前は食事を食べない!」という人がいますが、そうすると早食いに繋がったり、食後一気に血糖値が上がって脂肪が蓄積されやすくなりますので、通常通りきちんと食事をとるようにしてください。
食べすぎてしまった分は、その後の食事の量を控えめにしたり、間食を避けたりして調整しましょう。
いつもより多い食事の処理で胃腸も疲れているので、消化に優しいものを中心に、肉や油ものは控えるといいですよ。
いかがでしたか? 美味しいものを食べることは大きな喜びの1つですが、本能の赴くままに食べていると好きな食事を楽しめる時間が短くなってしまうかもしれません。
ほんの少しの心がけで身体に対する影響が違ってきますので、ぜひ実践してみてくださいね。
【筆者略歴】
※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、”不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ。
【画像】
※ Africa Studio / shutterstock