砂糖は悪者?ダイエットと健康に及ぼす影響
こんにちは、心理カウンセラーの宮本章太郎です。
使っているお砂糖の量が多ければ多いほど、お腹に入る食事の量も多くなる!
砂糖(糖類)というのは、吸収が早いだけでなく、摂取する頻度やスピードも早くなります。
ですから、例えばコーヒーでも、無糖のものはそんなに一気には飲めませんが、砂糖が入れば入るほどゴクゴク飲めてしまいます。
同様に、糖類を使った料理では、あまり使ってない料理よりも大量に摂取してしまう傾向になります。
砂糖の過剰摂取が身体にあたえる影響
蓄えが過多になると、悪影響を及ぼす
エネルギー効率も良く、吸収も早いので、活動的な状況にはもってこいの栄養素ではありますが、ちっとも動かないのに糖分ばかり摂取してると蓄えが過多になり、体に様々な悪影響を及ぼしてしまうのです。
過食を引き起こす!
これが過食傾向を生んでしまい、糖尿病や腎臓への負担、そして肥満や血糖値および血圧の上昇、更には血管への負担から心筋梗塞や狭心症を発症したりする恐れがあります。
頻尿や循環器系機能の衰えも…
もちろん頻尿の原因にもなりますし、循環器系機能の衰えから歩行困難に陥いることも考えられます。
さらに酷くなると、肺活量も低下して、増々動かなくなるどころか、そのうち本当に動けなくなってしまうかもしれません。
よく塩分を控えるようには言われますが、このような事態に陥らないためには、糖分もなるべく控えることをお勧めします。
砂糖には依存性が!塩分より控えにくいワケ
どちらかと言うと塩分は味が濃いので、身体が依存してなければ、控えようと思えば控えやすいのですが、糖分はどんどん摂取出来てしまうため、自分でも気づかぬうちに大量摂取に繋がりやすいのです。
上に述べたような体への悪影響を考えると、意識して控えたいところです。
もっとも、そういった意味では、塩分より依存傾向が強く、早い段階で控えなければ手遅れの状態にもなりかねません。
糖分の摂取を見直す場合の注意点
料理にどれだけ砂糖を使ってるかだけでなく、食事以外にも見直しが必要です。
普段飲んでる飲料や、間食時のおやつの内容、そして活動しなくなる就寝前の糖分の摂取、問題ないでしょうか?
ライフスタイルとしての活動量の事も考えて、全体として糖分の摂取量が過多になっていないかチェックしてみてください。
適量摂取する分には問題なし!
時には活動的に運動するときのエネルギー源となるなど、体にとっては必要な栄養素ですから、全く摂取しないようにするなど過度に悪者扱いする必要はありません。
むしろ疲れてるような時には、貴重な活力源として、適量なら積極的に取り入れたい調味料です。
ただ、過剰に糖分に頼らなくても済むように、普段から睡眠不足や過労による疲労を溜めないような日常生活を送る工夫が必要でしょう。
砂糖は、ダイエットの敵?
砂糖を入れなけば、食事の量を減らしやすいのは事実。
最初にも申しましたが、糖分が加わると、どうしても飲食する量が増えてしまいます。
ですから、料理にお砂糖そのものを入れないようにすれば、それだけ食事の量も抑えられますし、ダイエット中の方であれば、この一工夫をするだけでも効果が違うのは事実です。
糖分の控え過ぎは、逆効果になることも…
ただし、あまりに糖分を控え過ぎるのも、今度は逆に物足りなさから、大量摂取に結びついてしまうこともあります。
また、何よりお砂糖を全く使わないことで、料理の味自体が落ちてしまっては、それこそ食事からではなく、大量の糖分を含んだ飲食物から直接摂取してしまう事にもなりかねません。
これらの点を考慮して、塩分同様、バランスの良い食事を心がけるようにしてくださいね。
おわりに
砂糖を摂るメリットも無いわけではないですが、デメリットの方が多そうです。
過度に制限する必要はありませんが、健康のためにも、ダイエットの成功のためにも、無駄に砂糖を使うことは控えましょう。
毎日意識すれば、きっと身体が変わってきますよ。