普段からたくさん食べるイメージがあるのに全然太らない人っていますよね?食べる量と太る度合いが人によって違うのは、その人の基礎代謝が大きく関係しているからです。
基礎代謝は人によって差があり、高いほど体重が落ちやすく太りにくい体質といえます。そして基礎代謝は基本的に加齢とともに低下していきます。
昔と食べる量は変わらないのに太ってきたという話はよく聞きますが、これは典型的な加齢による基礎代謝の低下です。
ダイエットを効率よく行い、成功させるためには、この基礎代謝を理解することが大切です。
基礎代謝の計算方法
自身の年齢や身長、体重から一日に消費されると思われるカロリーの目安を算出することができます。
基礎代謝計算の中でもポピュラーなハリス・ベネディクト方程式(日本人版)を紹介します。
男性:66+13.7×体重kg+5.0×身長cm-6.8×年齢
女性:665.1+9.6×体重kg+1.7×身長cm-7.0×年齢
例えば30歳で身長160cm、体重50kg、の女性だとしたら、1207Kcalとなります(小数点以下四捨五入)
これが一日に基礎代謝で消費するカロリー量です。この数字に自身の一日の運動量を考え合わせて摂取カロリーを考慮するといいでしょう。
基礎代謝を上げるには筋トレが効果的
基礎代謝で消費されるエネルギーが最も多いのは筋肉の維持です。つまり筋トレをして、身体の筋肉量を増やせば基礎代謝は上がります。一般人よりもかなり筋肉量が多いアスリートは、食事の量も非常に多いということはご存知ですね。
汗をかく、呼吸する、などの行為は、全てが代謝です。
そのためジョギングや水泳などの有酸素運動を行うことも、代謝を高めるのに非常に有効です。
汗をかくことで体重が減るのは身体から水分が抜けるためなので、水分補給をすると体重は戻ります。しかし汗をかくのも上記のとおり代謝行為であるため、汗をかく習慣をつければ基礎代謝は上がります。
このようにダイエットと代謝は切っても切れない関係なのです。