結婚して数年経ち「あれ? 独身時代よりも3kg太ったような……?」と、いつの間にか“ポチャ街道”を走っている妻もいますよね?
ポチャ化を招く要因のひとつは“旺盛な食欲”ですが、ダイエット情報発信サイト『microdiet.net』のレポートによると、生理前に食欲が増すのはホルモンバランスが変わる影響もあるのだそう……。
この様に、自分の意思とは関係なく、「つい生理前にはたくさん食べてしまう!」という事態が起こりやすくなっているようです。でも、ポチャ化を防ぐために生理前の食欲を上手に抑えたいですよね?
今回は、同レポートを参考に時短美容家の筆者が“生理前の食欲を抑えるコツ”を3つご紹介していきます。
■1:炭水化物抜きダイエットは中断する
いわゆる“糖質オフダイエット”ともいわれる炭水化物を抜くダイエット法を実践している女性も少なくありませんが、実は生理前には一旦中断したほうがカラダのためにもなるようです。
なんと、生理前に主食を減らしていると、より空腹感に悩まされることになってしまうのだとか!
同レポートでは、お米なら玄米や雑穀米を、パンなら全粒粉タイプを選べば食物繊維が豊富なので血糖値の上昇を緩やかにしてくれるそう。
生理前のドカ食いは炭水化物抜きダイエットが原因かもしれないなんて、コワいですよね!
■2:グレープフルーツを常備
グレープフルーツは、その香りの効果で食欲を抑えることも可能だといわれています。同レポートによれば、グレープフルーツの香りは気分を高揚させる効果や、食欲減退作用があるのだそう。
アロマオイルだけでなく、生のグレープフルーツでも同様の効果が得られるそうなので、手で皮をむいて香りを楽しみながら口にするとよさそうです。
■3:食物繊維が豊富なおやつをチョイス
生理前の食欲は、もはや本能とも呼べるもの。食事の合間などについお腹が空いてお菓子に手が伸びてしまいやすい時期なのだそうです。
ならば、間食をダイエット向きのものへとシフトさせることでポチャ化を予防する効果が高まります。
同レポートでは、ナッツ・ドライフルーツ・ポップコーンならば、食物繊維が豊富で強い抗酸化作用を持つことから生理前の間食に適していると述べられています。
これらのおやつが適している理由は、黄体ホルモンの分泌量が増える生理前には、その作用により血糖値が下がり空腹を感じやすくなっていることが関係しているそう。
血糖値が低い状態で糖質を摂ると、血糖値が急上昇して余った糖が体脂肪として蓄積されてしまいます。この状態を食物繊維が防いでくれるそうです。
■肌荒れを予防できる食事も意識する
そのほか、生理前にはカラダがデリケートになり肌荒れも起きやすくなるので、いつもよりも野菜中心の食事を心がけることがベターです。
野菜からは、女性のカラダが必要とする食物繊維だけでなく、鉄分などのほかの栄養素も十分に摂れます。
サラダだけでは量を食べられないので、温野菜や野菜炒めなど工夫をしながらいつもよりたくさんの野菜を食べるよう意識してみてはいかがでしょうか?
以上、生理前の旺盛な食欲を上手に抑えるコツをお伝えしました。生理前の食欲を上手にコントロールすることが、ポチャ化の予防になりそうですね!
(ライター 並木まき)