日本人なら、誰もが毎日口にするであろう白米。いつ、どこの家庭にでもあるこのお米だけで、超万能美容液がカンタンにつくれるって知っていましたか？この効果がまたスゴイ。これまでスキンケアにお金をつぎ込んでいたのがむなしくなるレベルの美容効果を実感できると、話題なんです！
お米のとぎ汁は捨てちゃダメ！
とぎ汁には栄養がたっぷり
毎日のように研いでは炊いて、を繰り返していたお米。実は何度も何度も排水口に流していたあの白いにごり水に、ものすごい美容成分が含まれていたってご存知でしたか？
ビタミンB1やビタミンC、ビタミンE、ミネラル、セラミド、天然オイル成分などなど…とぎ汁には、お米から出てきたお肌の健康に欠かせない栄養がたっぷりと含まれています。
その美容効果は、絶大！お米の持つ保湿成分がお肌にしっとりとうるおいを保たせ、ハリ感をプラス。さらに、美白成分がくすみやシミを和らげトーンアップの効果も。透き通るような美しさともっちりとした質感のある白玉肌に導いてくれるのです。
“とぎ汁”の作り方
基本となる“とぎ汁”の作り方をご紹介します。
（1）容器にお米を入れ、たっぷりの水でざっと洗い、手早く水を切る
（2）粒どうしを軽くこすり合わせるように、2〜3分お米を研ぐ
（3）研ぎ終わったら、3合に1カップ程度を目安に水を加える
（4）お米と水をよくかきまぜ、とぎ汁だけ別の容器に移せば完成
とぎ汁の使い方はいろいろ
#1 洗顔
（1）いつもどおり、クレンジングと洗顔をすませておく
（2）米のとぎ汁で5〜10回程度、顔全体になじませる
（3）シミやソバカスなど気になる部分は、強くこすらないよう指の腹で軽くなでる
（4）ぬるま湯でしっかり洗い流す
＜ポイント＞
米のとぎ汁は、そのまま使うと成分が濃すぎて強い刺激になってしまいます。お湯で1.5倍ほどに薄めたものを洗面器につくり、よくかき混ぜて人肌の温かさにしてから使いましょう。
#2 スキンケアパック
（1）基本の作り方でつくった米のとぎ汁を、コップなどに移してラップをかける
（2）冷蔵庫で5時間〜12時間ほど置いておく
（3）水とお米の成分がしっかり分離したら、水は捨ててクリーム状の沈殿物だけ取り出す
（4）その沈殿物をうすく顔に塗り、3〜5分パックしたらぬるま湯で洗い流す
＜ポイント＞
とぎ汁の沈殿物はテクスチャがゆるめ。水分が多すぎると垂れてきてしまうのでご注意ください。指で塗るとムラができやすいので、ハケをつかうとより塗りやすいのでオススメ。起き過ぎは禁物なので、必ずパックが乾く前にぬるま湯で洗い流してください。
#3 ボディケア
（1）基本のとぎ汁にオリーブオイルをお好みで適量たらす
（2）とぎ汁とオリーブオイルをしっかり混ぜあわせる
（3）そのとぎ汁を軽くマッサージしながら全身になじませる
（4）ぬるま湯でしっかり洗い流す
＜ポイント＞
お米のとぎ汁にはスクラブ効果もあるので、やはりこすり過ぎないようにやさしくマッサージすること。オリーブオイルとお米が高い保湿性を発揮してくれるので、ひじ・ひざ・かかとなどの硬化しやすい場所にポイント使いするのもアリ。
#4 ヘアケア
（1）いつもどおりシャンプーをする
（2）基本のとぎ汁を髪の毛全体になじませる
（3）3〜5分ほど時間を置き、お湯で洗い流す
（4）その後は、いつもどおりトリートメントする
＜ポイント＞
頭皮や髪の毛を汚れのないまっさらな状態にしておくことが大切なので、まずはお湯で念入りに頭皮マッサージしてからシャンプーをすること。とぎ汁だけでも髪の毛にしっかり潤いを閉じ込めてくれるので、仕上がりのお好みでトリートメント、コンディショナーを使い分けてみてください。
自家製“万能美容液”で全身ピカピカに！
これまで捨てていたことを思わず後悔してしまうほど、お肌にうれしい美容成分がぎゅぎゅっと詰まっていたお米のとぎ汁。余分なくすみや乾燥からお肌を守り、お顔だけじゃなく、身体全身ピカピカに磨いてくれる素晴らしい効能があったんです。
とぎ汁をそのままお風呂に入れて入浴剤にしたり、家庭菜園などで育てている植物の栄養剤として使ったり、消臭効果があるため食器を漬け置いてみたりと、美容はもちろん、それ以外でも日常の様々なシーンで活躍してくれるため、作っておく価値は十分アリ。
お米の力を借りれば、憧れだったくすみのないツルすべもっちりな“白玉肌”にも、すぐに近づけちゃうかも…。カンタンにハンドメイドできる万能美容液で、お手軽に頭のてっぺんからつま先まで美しくなってみませんか？
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