冷ごはんダイエットのすすめ
こんにちは、パーソナルトレーナーの和泉大樹です。
ごはんやパン、麺類などの糖質は、ちょっとした工夫をするとダイエット効果が期待できます。
それは、冷やして食べる事です。
冷たいごはんは、温かいごはんに比べ太りにくくなります。
「ごはんを食べると太る」と言われているのはなぜ?
血糖値が急上昇しやすいから
ごはんやパン、麺類など糖質を多く含む食べ物を食べると、消化吸収され血糖値が上昇します。
そして、血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、血液中の糖分を細胞内に取り込み血糖値が下がります。
この時、余分な分は「体脂肪」として蓄えられていきます。
インスリンは、体脂肪の合成を活発にする作用があるので、ごはんは太りやすいと言われています。
ごはんを冷やすと「レジスタントスターチ」が増える
レジスタントスターチとは、「消化されにくいでんぷん」と言う意味です。
消化吸収されにくい ⇒ 血糖値の急上昇を抑える=体脂肪を蓄えにくくなる
でんぷんを冷やすと、消化吸収されにくいレジスタントスターチに変化します。
これによって食後の血糖値の上昇を抑える事ができ、インスリンの分泌も抑えられます。
インスリンは体脂肪の合成に関係があるので、インスリンの分泌を抑える事はダイエットに良いとされています。
レジスタントスターチは、食物繊維のような働きをする
レジスタントスターチは、人間の消化酵素では分解されにくい構造をしています。
炊きたてのごはんや茹でたての麺などは消化が良く、直ぐに小腸で吸収されますが、レジスタントスターチは大腸に届き、食物繊維のような働きをしてくれます。
一度冷やして、再度温めても大丈夫?
都合の良い事に、一度冷やしたごはんを再度電子レンジなどで温め直しても、一部のレジスタントスターチは残るそうです。
一度冷やしてから食べれば、ごはんなどは太りにくい食べ物に変える事ができます。
また、パスタなどは、芯が残るように茹でたアルデンテは、レジスタントスターチが多くなります。
レジスタントスターチが増えると、カロリー低下が期待できる
食事の量を変えずに、ダイエット可能!
消化吸収されにくいレジスタントスターチが増えると、同じ量のごはんを食べるにしても、カロリーの低下が期待できます。
冷やしてから食べるようにすれば、食事の量を変えずに摂取カロリーを抑えられ、自然にダイエットできる事になります。